花見を兼ねて、駅前のケータイ電話屋に行った。 私は、パソコンは、どうやら、使いこなせるようになったが、ケータイは、全くダメである。 パソコンよりも前から、緊急の連絡のために、持ち歩いてはいるが、ほとんど使うことがない。 電話番号は20件ほど入れてあるが、こちらの都合で発信するためなので、必要ないときは、オフにしてある。 「あなたのケータイは通じないのねえ」と、友人たちは、あきらめている。 夫が、外出しているときには、オンにしておく。 緊急事態があったとき、受信できないと困るからである。 一つには、指先で細かな操作をしなければならないケータイは、どうも、使いにくいし、難しいのである。 何度か新しくしているが、ほとんどタダで移行できる機種を使っている。 ケータイでメールやインターネットをすることはあるまいと、電話だけの設定で、8年ほど経ったが、先日父が緊急入院し、家族間の連絡に、やはり、便利だと思った。 そこで、この際、もっとケータイを使いこなすようにしようと思い立ち、たまたまサーバーが切り替わるのを期に、機種を替え、設定もインターネット対応にすることにした。 私のブログに、時々ケータイで見に来る人がいるが、私自身は、ケータイ閲覧をしていなかったので、自分のブログが、ケータイではどんな風に表示されるのか、分からない。 サイトの中で持っている掲示板も、ケータイ対応になっているが、私自身は、パソコンでしか、閲覧も、書き込みも出来ない。 管理者がケータイに精通していないと、セキュリティや、そのほか、困ることもあるだろう。 ケータイを毛嫌いばかりしても居られない。 また、ケータイで投稿できるようになれば、電車の中でも、更新できて便利だろうという気持ちもあった。 「どうせ、そこまでは使えないだろう」と、夫はたかをくくっているが、なに、その気になれば、私だって、ケータイくらい使いこなしてみせると、張り切って、機種変更した。 夫も同じ機種に替え、家族割引にしてもらった。 一緒について来た説明書。 何であんな小さい字で書いてあるのだろうと思う。 今までにも、この説明書は、とても読む気がせず、新しいまま、何処かに行ってしまっている。 ケータイは、若い者ばかりではないのである。 フォントをもう少し大きくして欲しい。 帰ってきてから、あれこれやってみたが、パソコンと勝手が違い、基本的なことをマスターするのに、時間がかかりそうだ。 とりあえず、ケータイのメールアドレスを設定し、自分のブログ、ホームページの掲示板の、ケータイURLを入れた。 今までパソコンで受信していたケータイのメールアドレスを、いくつか取り込んだ。
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