インターネットの楽しみは、やはり動きのあるものを見たり、それに自分も参加することにある。 動きのあるものというのは、別にアニメのような画面のことを言っているのではない。 運営者がしじゅうコンテンツを更新し、参加型の掲示板などを置いて、生き生きとした遣り取りのあるものを言う。 過去の作品を年代順に並べるのもいいが、現在の自分が、いまどんなことに興味を持ち、関わっているかと言うことが、見る人の関心を呼ぶのである。 掲示板は、その一つ。 主催者の考えや行き方がよく解ると同時に、そこに来て書き込んだり意見交換する人たちの考えが分かり、サイトの性格、主旨が伝わるのである。 だから、インターネットサイトの命は、ひとつには、参加型の掲示板の運営がうまくいくかどうかも、大きな要因であろう。 私は、連作用の掲示板をいくつか持っているが、この一年の間に、ネット連句はほぼ定着して、常時、興行を行っているし、常連の参加者も、15人ほどになった。 ありがたいことである。 そして、書き込みも、いままで不快な思いをするようなものは、ひとつもなかった。 ただ一度だけ、第三者の実名を話題の中に出した記事があって、投稿者の了解を得て、削除したことがあっただけである。 ネットによく見られる、擬態語、擬声語を多用したたぐいの記事も、見かけなかった。 投稿には、まめに返信するようにしているし、それなりの配慮をしている。 アクセス数は少なくても、いいお客さんのあることが、私には大事なことだからである。 数日前、あるサイトで、主催者を誹謗中傷に近いいい方で、非難する投稿記事を見かけた。 もちろん、参加者の中で、それをたしなめたり反論する人もいて、最終的には、その発言者は、出入り禁止となったようだが、主催者としては、不愉快きわまりないものだったろう。 対応が悪ければ、発言はどんどんエスカレートして、発言者が何を言い出すか解らない感じがあったが、「無理に投稿頂かなくて結構です」との、主催者の弁で、とりあえずは収まった。 ネットというのは、実名も身元も分からずに、付き合うので、時として、言葉が言葉を読んで、トラブルになる可能性もある。 幸い、私の処に来る人たちは、みな礼儀を心得て、思いやりのある人たちなので、ありがたいことである。 我が身に引き比べて、そのサイトの主催者に同情してしまった。
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