もしこころの掛け違いがなければ、そして私がもっと寛容な人間だったら、きょう、第一土曜日の午後、顔を合わせていたであろう場所に、あなたはいるはずだ。 その存在を、一日も忘れたことはないけれど、もはや、決して交わらない座標軸に、あなたと私がいる。 インターネットのサイトから、かすかに窺い知るあなたは、前と変わらず、元気に、自分の伝えるべきことを、発信している。 あなたのほうからは、私の姿は見えないが、その意志さえあれば、私も変わらずに、同じ発信をしていることがわかるはずだ。 それを、知りたいとは思わない。 やがて、お互いの記憶の中で、形を変えて、忘れ去られていくだろう。 二人の共同作品が、確かな形で残っているとしても・・・。
|