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2007年05月20日(日) 霧島山行2日目

艦長日誌 西暦2007年5月20日

 朝7時前に起床。ちょっと寝すぎたか。快晴で朝のひんやりした空気も気持ちよい。軽く朝食を済ませキャンプ村を後にする。

 硫黄山前の駐車スペースに車を停めて韓国岳を目指す。今回の山行の目的はミヤマキリシマ鑑賞だったが、4月に降った雪のせいか、ここでも開花はかなり遅れている模様。標高の低いところにチラホラと咲く程度だ。いまだに三つ葉ツツジが咲いているのだから仕方ない。



 頭上を覆っていた潅木もすぐになくなり日差しが照りつける。晴天の下、景色を堪能しながら高度を上げていく。南には桜島の大きな山体も見える。足元はゴロゴロと石が転がる道からごつごつとした岩に変わり、大浪池が見えてきて、登山開始から1時間15分で山頂へ。あまりに早くついたのでちょっと拍子抜け。山頂からは高千穂の峰の綺麗な姿が見えるが、なぜかその上にだけ雲がかかっている。


 ここからは二手に分かれる。剣客のA氏と大学でも山に登っていた新人2名はこのまま高千穂河原までの縦走。私と嫁は帰りの運転に備えて無理をせず大浪池経由でえびの高原に下山し、高千穂河原に3名を迎えに行くことに。大浪池を目指しての下りは新緑と池の眺めが綺麗。だが木の階段の連続でちょっとうんざりする。大浪池を過ぎ、心地よい森の中をゆっくり歩きえびの高原まで降りる。


 下山後一足先に温泉に入ってから高千穂河原へ3名を迎えに行く。意外と早く、13時半には高千穂河原に下りついていた模様。途中、警察や消防団など捜索隊の方が出ていた。遭難者かけが人でも出たのだろうか。

 3名を乗せて大分への帰途に着く。帰りは国富町あたりから門川町へと抜ける広域農道を通ってみる。昨日キャンプ場の温泉で一緒になった延岡の登山者から教えてもらったルートだ。その方の言うとおり、信号がなく車も少なくて快適に走れる。時間的にもけっこう短縮できて良い。大分に帰りついたのは19時半ごろ。思ったより早く帰れた。生き返りの運転でさすがに疲れたが、今回は霧島連山の違った顔も見れて良かったんじゃないかな。


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