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| 2003年05月04日(日) |
強行軍登山&坊ヶツルキャンプ 2日目 |
艦長日誌 西暦2003年5月4日
テントの中で就寝中、早朝から鳥の鳴き声が遠くから聞こえいつもと違うとても心地よい朝。ひんやりした空気が気持ちいい。テントは夜露でびっしょり濡れていた。昨日の疲れは残っていてノンビリマッタリしたいところだが、せっかく天気もいいしそうゆっくりはしていられない。朝食のラーメンをすすった後、テントはそのままにしておいて軽装で大船山に向けて出発。 坊ヶつるから大船山へのルートは初めて通る。木々に覆われているが火山性ガスの影響なのか全体的に背が低い。少し登るとミヤマキリシマの株がかなり多く見られ、つぼみもしっかりついている。昨年はかなり尺取虫の被害にあって悲惨な状況だったらしいが、今年はしっかり花を付けてくれるかな?疲れがあるので足取りは鈍いが、1時間半くらいで山頂に到着。3連休中日なのでさすがに人が多い。晴れていて見晴らしもよく、阿蘇や祖母山が、振り向けば由布岳が見渡せた。少し山頂で小休止して来た道を下る。相棒は昨日の強行軍で膝を痛めていたので下りはかなり辛そう。 11時過ぎに坊ヶつるに戻り、昼食のスープスパゲティの調理にかかる。といってもかなり手抜き料理でスパゲティをゆでて、そこに玉ねぎシメジなどとともにカップスープの素を入れてすこし煮立たせるだけ。でもこれが意外とおいしい。ちょっと量が多すぎて腹いっぱいになったが満足満足。 2時間ほどユックリして13時過ぎに坊ヶつるを出発し下山にかかる。下山は鉾立峠から佐渡ヶ窪を通り沢水まで。予定では立中山に立ち寄る予定だったが、時間も押しているし二人とも疲れていたので今回は見合わせる。またの機会に登りましょ。佐渡ヶ窪のあたりから新緑がこれまたすごく美しくなり、視界は一面明るい黄緑。くじゅうにもきもちいい森があるんだと実感。この時期の森は本当にいいなぁ。新緑と時折現れる三つ葉つつじを愛でながらの下山。最後のくたみ別れからの舗装路がちょっと堪えたが、16時20分無事下山。 今回は計画の甘さから結構ハードなスケジュールで反省すべき点は多かったが、かなり自分の体力に自身を持てた山行だったし、新緑と景色をしっかり楽しんで終わってみれば思い出に残る楽しい山行だった。次はゆとりを持った計画を立ててノンビリじっくり山を楽しむキャンプをしよう。
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