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艦長日誌 西暦2002年3月12日
今日は借りてきたDVD鑑賞の第2段、「五条霊戦記」です。 いや〜、面白かった!ここ最近見た日本映画ではダントツ面白かった。 といってもあんまり日本映画見てないけど。 似たような背景で行くと、「陰陽師」があるけど、 陰陽師はたしかにおもしろかった。特に主演クラスの役者の演技が約1名除いて 非常に良かった。反面特撮はショボくて見れたモンじゃなかった。 その点この五条霊戦記は主演良し、脇役良し、カメラワーク良し、 特撮も控えめながら要所を抑えてて、変に特撮に頼らずに殺陣の演出として 使っているところが非常に良かった。 またスピード感溢れる殺陣、カメラワークがもうタマラン。 役者も隆大介演じる弁慶のゴリさ(笑)、もとい重厚な存在感、 浅野忠信演じる遮那王の華麗な殺陣と無表情な威圧感が印象的。 永瀬正敏もさすがの演技。 脇を固めるキャストも素晴らしかった。高僧阿闍梨を演じるのは勅使河原三郎。 って誰よあんた?でも非常に存在感のあるお方で、生き仏とあがめられる阿闍梨 物静かながら遮那王すら圧倒する法力を持つものの雰囲気がよく出てました。 この人、特典のキャスト解説によると舞踏家、振付家、演出家だそうな。 そして、今回も陰陽師と同様最高に良い味だしてる岸部一徳! 平忠則の役で、武術はダメだが知略に長ける貴族武士という役柄をみごとに 演じておりました。おじゃる系を演じさせて岸部一徳の右に出る者はいないね。 一徳サイコー。あんたおじゃるの中ののおじゃるでおじゃるよ。 キングオブおじゃる。 とまぁ、いっぱい書きましたが、まだ見てない人はゼヒごらんアレ。 但し私の主観、独断と偏見ですので見てつまらなかったとしても責任持ちません。 あ、見るならDVDがおすすめ。特典が素敵です。ビバDVD。
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