1st
どうして一番なんだろう?あなたは一番なんだろう?

2006年06月03日(土)

今まで世界は狭かったんだなと。
僕の閉じこもっていた箱は、なんて狭くて、安全で、フィットしていたんだろう。

いまさら思う。

空気のように密着して、居心地がよすぎて窒息する。

ああ、ああ。
なんか書き出したら、あふれそうだ。
気持ち悪い。
普通の人になりたいんだ。
頭の中が、わーってなる人種とは違うのだ。

祥子が言ってた。
私と君は似てる、頭がわーってなるひとだ。
ああ、似てるんだよね。
似すぎてる。

だから普通の生活をしていては、あふれて気がふれてしまうのだ。

でも僕には向こうみずに飛び込む勇気はない。
気がふれても、普通の人のふりをするしかない。
精神科にでもかよって、サラリーマンや公務員になって、何も残さずに死のう。

遠いいつかわからない死が前提にあるなんて、なんて甘っちょろいんだろ。
死ねるともわからないのに。

僕は僕を偽れない。
でも誰にも僕を晒せない。
イグアナの娘みたいなものだから。

銃を捨てました。
射撃をやめました。
僕にはもう、引き金に指をかける気力がないので。

ああ。
ああ。
あああああ。

どうしよう、何を言えばいいんだろう?
誰に、何を。
ただ言葉だけがあって、ベクトルが定まらない。


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