日の落ちた真昼に砂場では子供たちが川を作っていた流しても流しても浸みてしまい砂場が生きていることに、うとましさを覚えた僕の血が水銀なら永遠の川になれるだろう君たちは僕を浴び、僕を飲み、僕と遊んでくれるだろうそしていつかすべての血がひとつになって初めて自分が人間なのだと、気づけるのだろう