イレコミ音楽
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2002年09月10日(火) 「ゴッド(神)」ジョン・レノン

「ゴッド(神)」ジョン・レノン
「GOD」John Lennon 1970年


 この曲を聞いたのはいつだったろうか…?それまではなにげなく聞いてたジョン・レノンの曲。でも「イマジン」の映画を見て、彼の人生を知ってからは、ますますジョン・レノンの歌が好きになりました。

 再びこの時期にこの曲を聞くことになるとは(苦笑)今欲する音楽を追及すると、これになってしまうのよね。まぁ、人生の変わり目にいるので、本当の己とはなんぞや?なんてマジなことを突き詰めて考えているわけで、そんな脳のモードゆえ、この曲はビシバシ胸に突き刺さるのでありました。

 穏やかなピアノの音からはじまるこの曲♪まず衝撃を受けたのはその後の言葉のほとんどが否定文であったことです。「僕は〜を信じない♪」神も信じない…そんなこと言っていいのかぃ!?とかなり衝撃を受けたことが思い出されます。そして「僕だけを信じる〜♪」これにもショックを受けましたよぅ、この人はこんなこと考えたいたんだ〜!ってね…。しかも「夢は終わった〜♪」とくると…自らが作り出した伝説のビートルズでさえ、彼にとっては足枷になっていたのかもしれないなぁと思うわけなのでした。

 この曲から感じることは沢山あるのだけど、今思うのは、様々な概念にとらわれ、それに左右されていると、自らが枠や枷(かせ)を作り出して自らをしばりつけてしまうんでないかな…ってことなんです。だから、自分の信じていたものや影響を受けたものを否定してみるのかもしれないなぁ♪と、するっていと…全く違う世界が見えてくるんでないかなぁ〜♪なんて思うのでありました。

 それにしても、自分だけを信じる…とは、自分勝手?と誤解されそうだけど、自我を形成するのに必要な行為なのかもしれませんね。いつなんどきでも信頼できる自分でありたいものですよ、たまに苦悩しようが、感情が丸出しになろうが…ね(^^)

 ついこの間、ネットの知り合いが「アイソレーション」の曲が好きだって書いてたのを見かけて、そういえば聞いたことなかったかも…?と買ったのが実はこの『ジョンの魂』のアルバムなのでした。これにはもちろん「ゴッド」も収録されていて、再び聞いて感化されちゃったのかもしれません。ふ〜ふぅん♪このアルバムはビートルズからソロになるための1歩、自分らしくあるためのジョンの魂のようなアルバムだと感じましたよ♪すっごぃいいんだよね。


<参考アルバム>
『ジョンの魂』ジョン・レノン TOCP-65520 2000年


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