それでもお話は続く? Copyright (C) 2002-2012 Milk Mutuki. All rights reserved
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箱舟は難なく見つかりました。花を摘んだ崖の上にありました。 箱舟の中はなんのことはないそれ自体が動くのではなくどこかへ続く道の入り口でした。 「いやだなぁ。もう。クジラのおなかの中の次はこんな地下道で・・」 「そうだなぁ。まぁ、冒険なんてのはこんなもんだろう?ドロシーのばあさんの話には出てこなかったか?」 「さぁ?いつも冒険の話になるとかあさんがきて何かと邪魔してたから、冒険のことはあまり知らないの。」 「そうか」 そんな取り止めのない話をしているうちに出口についたようです。 「・・・・・・・・・・」 「・・・ここって・・」 目の前の扉を開けて出てみるとフィオの村の水車小屋でした。
「なんだかなぁ・・最初っからここを通ること教えてくれりゃ2日で済んだじゃないか」 「そうねぇ・・」 疲れきった二人はその場に座り込んでしましました。
『童話で15題』でお題をお借りしてきました
01:配達人 02:烏と案山子 03:王様 04:盗まれた人 05:屋根裏 06:三匹の猫 07:カード 08:小人 09:箱舟 10:三つの願い 11:クジラ 12:一輪の花 13:贈り物 14:人魚の唄 15:たまご Copyright (C) 2002-2004 Milk Mutuki. All rights reserved
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