それでもお話は続く?
Copyright (C) 2002-2012 Milk Mutuki. All rights reserved
何話が好きですか?前のお話次のお話


2004年04月26日(月) 第三話『たまご』

若い王様の国は珍しいものが多く、珍しいこともよく起こりました。
もちろん国の人たちはそれが珍しいことだとは思っていませんが。ごく最近起こった珍しいことというのは隣国の・・・・面倒ですね。国に名前をつけましょう。もちろんこの名前が本当に彼らの国の名前か私は知りませんが

隣国ルッスーギオの王様が言っていた、たまごから生まれたという猫。
とはいえ若い王様の国ミレリーブでは何年かに一度たまごからいろんなものが生まれるので珍しいことではありませんが。
そのたまごというのは不思議なことに子供がいないもしくは子供が独立したという老夫婦のところにだけ届けられるのです。
そのおかげかミレリーブの人たちは長寿で若々しく働いていました。もちろん国中の人もお年寄りを敬い大切にしていました。
そうして例の3匹の猫たちはひとつのたまごから生まれ大事に育てられ王宮で働いているのです。


↑エンピツ投票ボタン
My追加



『童話で15題』をお借りしてきました

01:配達人
02:烏と案山子
03:王様
04:盗まれた人
05:屋根裏
06:三匹の猫
07:カード
08:小人
09:箱舟
10:三つの願い
11:クジラ
12:一輪の花
13:贈り物
14:人魚の唄
15:たまご



じつは一話ずつ書くんで毎日12時過ぎるのPC前で待ってますw
今日の第三話は実は仕事中に思いつきメモ用紙に走り書きして帰ってきました。そんなわけで急いでつくったっぽい感じ。


Copyright (C) 2002-2004 Milk Mutuki. All rights reserved


睦月みるく |MAILHomePage

My追加