ネコヤシキ日笑
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告別式。
昨晩、ご遺族の意思を確認したのちに、思いつく範囲で連絡を廻した。 そこからまた人づてに連絡が廻って、金沢から飛んで来られた人までも。 急に知って、悲しみ、悔いる。
せっかく、だれにも言わずにおられた、逝かれた方 こんなふうにひとを嘆かせたくなかったかもしれない
お花なりとも手向けてとことづかり、また、お花でも供えたいと提案してくださる方もあり、それもとりまとめる。 思いがけず大きなスタンドになって届いている。
棺に花を詰める。
祭祀は、苦手だ 今さら他にできることもなくて 端の方でうろうろと花を置いたり、棺の蓋に手を添えたり
荼毘に送ったのちにその場でいくら集める、いくらおつり、などのこと。
久しぶりに会う人たちがいて、一緒に移動する。
帰途に寄り道をして、送らなければならない書類を抱えて帰る。
余計なことをひきうけてしまっていないか これが今の役割なのだろうか
独りで、端っこのほうにいて、ばたばた用事などはしなくて 泣きたいままに泣いて、ぼうっとしていたいままにぼうっとしていたら どうだろう。…たら れば はない。
余計なことだろうか、役割だろうかとまた右往左往しながら 報せをくれた人たちに宛てて報告を書いて送信する。 余計なことであるかもしれないが、今はそうする。
夜になって、帰省。
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