ネコヤシキ日笑
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エスペラントの会合に参加してみる。
「若い人たちに講習会に来てもらうために、みなさんのアイデアをお願いしたいのですが」とおっしゃりながら、そのじつ、その課題について話し合ってくださいと既にグループ分けがされていて、役割や発想をまとめるための書き方や発表のしかた、数や時間をこまかく指示される。しょうしょう強引に進められる。まず、そんなに、年長の人たちが指示なさる場に、若い人たちというものが、好んで来るものだろうか。
エスペラント界に接してみていると、若い人に、といいながら年長者ががんばっているところが、矛盾しているのではないかな、と思わされることが、しばしばある。あつくるしく接して来られる方々に少々閉口してしまうことも、しばしばある。
若い人に元気に関わってもらいたければ、世代交代をする。年寄りがあえてひっこむ。…そう考えてしまう。それは批判というより、私が私の関わる分野で、私がどうしていくか、と考えさせられることでもある。ひっこむ、といっても、年経るにしたがってのしごとはあるだろうけれど。いずれ、世代交代ができるようにするにはどうしたらいいか。
あたらしく対訳で出たものがたりの本を買う。 うつくしい話で、エスペラントでの表現もうつくしい、と思う。
こういううつくしさが、私がエスペラントにほそぼそとひかれているところのひとつで、また、こういうあつくるしさが、私がエスペラントで苦手なことの大きなひとつだ。
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