同じ夢だ。それは確信になった。「何?どうしたの?」訳の分からないという顔をしているルウナ。「同じ夢よ」セイアが答える。「そうみたいね」私もそれに頷く。「えーそうなんだ。珍しいね」脳天気に笑ってるルウナにセイアが言う。「珍しい?そんなモノじゃないと思うわ」私もそう思ってた。「紅い華」つぶやいてみる。「白い雪」セイアが続ける。「青い空?」ルウナが最後にそう言った。そして−