おちょこの日記
DiaryINDEX|past|will
それから2日経った。 次の日に行ったら、していた指輪を上司に取られた。 人が通るところで手を出しっぱなしにされ、 耐えられず渡した。 後悔したけど、もうあの目は怖かった。
いらないと再三言った。 電話が来た時もいらないと言った。 譲らないように思えた。
次の日の電話は無視した。 夜に2回、その次の日の朝6時頃に1回。 追い詰められる。
会社に行きたくなくて吐く。 結局、30分遅れで会社に行った。
会社に着いて、机の引き出しを開けたら手紙が入っていた。 泣きたくなった。吐き気もした。
昼休みに外に出て手紙を読んだ。 謝罪の手紙。 着信拒否してるのかな?的なことが書いてある。 そんな小さいことはしないさ。
夜、もういいから忘れてください。 指輪は貰ってもつけられない、 思い出すようなものは何もいらないと返事を書いた。
翌日は金曜日。 帰り際に渡して帰った。
月曜日、出勤して机の引き出しを開けると 小さな紙袋と手紙が入っていた。
血の気が引いた。 まともじゃない人にまともに対応したことが悔やまれた。 昼休みに外の公園の人気のないところで号泣。 手紙は2枚にわたって書いてあって、 『1日でいいからつけてくれ、似合うかどうか見たいから』 と書いてあった。 吐き気がした。
そんな日に限って残業。 迎えにくる人がいないなら送ると言われて嘘をついた。
その時メールが。 彼だった。 さっき、まだいたね。帰り送る? 送って!
送ってもらうことになる。 が、敷地内はまずいので少し移動。 ピックアップ。 二人してドキドキ(笑)
指輪、手紙のダブル攻撃。 そうきたか!
二人で指輪見てみる。 キラキラしてるねー 高そうだねー きっとウキウキで買ったんだとおもうなー
怖ッ!
何でそういうこと言うかなぁ だってそう思ったもん。
つけるの? まさか。 きっとおちょこ優しいから期待してるよ? ヤダな。 つけて欲しくないな(ポツリ) うん。
でも、1回つけてあげたら気が済むのかもよ?
どっちの味方?なの!あんたは。
や、やだけど止まれば(攻撃が)いいなと思って。 あーそういうこともあるかもね。 明日、おちょこの手は逢っても見ないようにするよ。 (つけると思ってるんだ) ちょっと考えてみるよ。 うん。
とは言いつつも、何度か指輪を隠そうとするあたり(笑) 子供だなと苦笑。
帰ってから、考えることなくアタシは寝てしまうんだけど。
つづく
|