おちょこの日記
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2005年08月25日(木) 飛ぶように


泣きながらもどうにか書くことが出来ました。
色んな人が支えてくれました。
どうもありがとう。


父が死んでしまってから今日でもう3週間以上たちました。
御葬式が終わってから思ったこと。

悲しみにどっぷりと漬かれるのは葬儀の日まで。

なんだか色々とやることがたくさんあった。
父の死亡に関する手続きや銀行関係、支払いや保険の事。
ずっと泣いてるわけにはいかなかった。

葬儀のときは兄たちは色々走りまわってたけど、
アタシは泣き係だと兄が言っていた。
その役目はきっちり果たしたと思う(笑)

中でも一番嫌だったのは病院にいくことだった。
父の死亡診断書がなぜか控えを貰っていて取替えにいくことになった。
なぜ、アタシなんだろうと思った。

病院に入って、父のいた病棟の詰め所に行った。
看護婦さんに名前を告げると
ほんとに残念です、最後まで頑張ってらしたのにと言われた。
詰め所のすぐ前の部屋が父の居た部屋。
ほんの何日か前にそこで寝てたのに。
今は空き部屋になったその部屋を見るのが辛かった。

病院を出て車に乗った途端に涙が出た。
あの雷の夜を思い出した。
ここで父は・・・。

早く此処から立ち去りたくて号泣ドライブ(笑)

初七日も無事に終える。
積み団子を作る係に任命された。
作るたびにどんどん上手くなっていく(笑)
兄ちゃんがお前こんなのプロ級に作れてもなぁ・・・。って
確かに。

それでも初七日、二七日、三七日、とアタシは気合を入れて作る。
声をかけてくれるな!という感じで(笑)

母は仕事に復帰。
日中1人か…なんて思っていたけれど
父の仕事の跡を継いだのでこれまた何故か仕事が立て込んでいた。

世の中ってうまく出来てる。

父の居なくなったこの世界はまた何事も無かったように動く。
その流れに組み込まれてアタシ達も流される。

あっという間に時間がたっていく。
悲しみは続いているけど毎日が飛ぶように過ぎる。
夢も見ない。

最初は夜、泣いてばかりいた。
カズから電話が来て喋っていて、胸が詰まって泣いたこともある。
鼻声で電話に出て、泣いてたんですか…。
頑張ってんです!って言って笑われたり。

カズは優しかった。
毎日のように電話をくれた。
アタシは救われていた。
前に、カズと出逢った時に光がさしてるって書いた。

今もカズはアタシの光だ。
真っ暗な闇の中でアタシを引き上げてくれる光。
まっすぐにアタシだけを照らす光。

前はたまに消されたりしたけどね(笑)


支えてくれる人がいるってすごいってほんとに思った。
カズと終わらなくてよかった(泣)


明日はそのお話です。








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