現状


とても遠い所に居た 君。

いくら呼びかけても
何度求めても 
縮まらないのは 実質的な距離だけではない。


諦める方法を考えるより
流れる時間に横たわって 思考を止める方法を考えた。

止まるはずない事を承知で。


だけどアノヒトがその苦しさを
あっさりと止めてしまった。

もう誰かを好きになるのは 怖い。


それなのに。



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