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感想、書き殴っています。編集してません。長いです。 実は今年観た3本目の舞台なんですけど、 これが一番書きやすい気分があったんで。 後は『スウィーニー・トッド』と『ロープ』。 いつか感想書けるといいな(苦笑)
『タイタニック』
[時間]1幕85分、休憩15分、2幕60分 [主な出演] 設計士:松岡充、船長:宝田明、客室係:藤木孝 通信士:鈴木綜馬、ボイラーマン:岡幸二郎 船会社社長:大澄賢也、ベルボーイ:原田優一 バンドマスター:浜畑賢吉 1等航海士:岡田浩暉、2等航海士:乾あきお 1等船客:諏訪マリー、1等船客:光枝明彦 2等船客:森口博子、2等船客:青山明 3等船客:浦井健治、3等船客:紫吹淳
結構満足したかもです〜♪ いや、演技は、?マークがつく人いっぱいいたけれど、 音楽がきれいでハーモニーありソロありバランスよく、 「ミュージカルを観たぞ!」って満足感がある。
2階どセンターなんて場所から観たせいかな、 歌も、表現力に難のある人いたけれどイラつきはせず、 比較的ストレスなく聞こえてくる歌詞と楽曲の美しさに、 気持ちよく感覚をゆだねていた時間が多かったかも。 うん、満足感の一番の理由は、音楽。絶対。
でも後半になると、演技で魅せてくれる人たちが、 それぞれ、これでもかと泣かせてくれたりもして。 船長・1等客室係・1等航海士の3人が語り合い、 ユダヤ人夫妻のデュエットへと続く場面はよかった〜。 演技派の人々、本領発揮!!でしたから。 でも音楽家たちは、有名な見せ場がサラッと終了で、 なぜこういう脚本なんだろう?と疑問に思ったりも。
演技がこけていたのはね、たくさんいたけれど、 一応最初に、松岡充を挙げておこうかな。否定派多いし。 まあでも私は彼には多くを期待していなかったし、 たったあれだけの出番で、1幕最後やカーテンコールで スポット浴びて主役然としていて許されるのは、 あの存在感があるからだろうと、妙に納得しましたが。 歌い始めると完全に客席向いてコンサートになるから、 ちっとも相手との会話にならないのには苦笑したけれど、 それもありかなと思える役柄でもありましたしね。 終演後に雑誌読んだら「最期は狂気の中で…」とあって、 そうだったの?!とビックリしちゃったのは別の話(笑)
気になったのは、むしろ岡さん&浦井君。 終演後に言われて気がついてみたら、浦井君って実は、 この舞台では、かっこいい役の担当だったんですよね。 相手の過去も傷も未来もすべて受け止めてくれる理想の人。 それが、年上の女に目をつけられたのが運のつきで、 うまいこと騙されて利用されちゃったバカに見えた。 どーっこも輝いてない。単なる宝塚OGの相手役。 でも雑誌によると、ディカプリオみたいな素敵な愛を、 見せてくれと演出に言われたんだって。ダメじゃん。
逆に、煌々と輝いて歌い上げまくっていて、危うく ファンになっちゃいそうにかっこよかった岡さんは、 顔に汚しも入れて下層階級のボイラーマン役。 多分ストーリー的には、純朴な青年なんですよね(^^; 船長からの命令は無茶なものと理解していながらも、 階級差が邪魔をして、話せないまま最善を尽くす日々。 最後は、ボートの漕ぎ手を恋人同士に譲って沈んでいく。 岡さんのキラキラとは違うんだよ〜、全然〜。
実は、岡@ボイラーマンと綜馬@通信士とのデュエット、 とても素敵な声に聞き惚れながらも、どうしても、 2人の役柄が逆だと感じて仕方ありませんでした。 通信機という「物」に執着するマニア系の血は、 綜馬さんとは、後一歩違う印象だし、逆に 岡さんが恋人を思って電信を頼む歌というのも…。 船長、客室係、1等のユダヤ人夫妻などが、 似合っていて、すばらしかっただけに、 違和感のあるキャスティングが散見されたのは フジミュージカルだから仕方ないことなのかなぁ?
とまあ、言い始めたら色々山のように文句もあるけれど、 一番の感想としては「満足かも♪」だったからOK。 ちょっと追加してみようかな〜気分になっています。
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