検索HPなどから飛んでこられた方へ。このページは最新です。
お手数ですが目的のものは、日付を確認の上、BNリストからお探しください。

今日の私
BNリスト昨日明日


2006年08月28日(月) 「噂の男」

もう観られないかなと思っていたのですが、
急ぎのためか割引きで出ているチケットを掲示板で発見、
急遽、譲っていただいて観てきました。
メンバーがメンバーだけに、外したくない舞台だったし。
結果、人間のイヤ〜な部分と温かさが溶け合っていて、
なかなか満足かも。


『噂の男』

・パルコ劇場L-31番、150分休憩なし

福島三郎作、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出。
終わってから、ボンちゃん(橋本じゅん)と、
アキラ(橋本さとし)みたいなすれ違ってる思いでも、
瞬間、通じる時はあるんだなーなんて幸せに思い、
そんな感想をアンケートに書いてから出てきました。

が、帰りに電車で覗いた掲示板では、似た感想に対して、
「甘い!」だの「幸せな人間だね〜」だの書かれまくり。
所詮 私は、ケラに向かない、希望と夢と愛を信じてる
おめでたい人間なんですよと、ちょっと、やさぐれ中。
育ちが良くて何が悪いよ?!人間信じてて何が悪い?!
感想が甘くて悪かったねーっ!とか。

別に、いくらケラ演出だと言ったって、福島三郎作品で、
演じ手が、じゅんさんと さとしさんだよ?
多少甘くたって当たり前じゃないかと思うんですけどね。
そりゃあもう、堺雅人さんは立派に腹黒かったし、
(彼は彼なりに純愛もあるかもと思いはするけれど)
八嶋智人さんも負けていなかったと思うけれど、
山内圭哉さんは普通くさくて、可哀相だったし。
・・・なんて思う辺りが、ずれまくりなのかもしれないけど。

まあいいさ。
暴力的だったり汚かったりする じゅんさん、良かったし、
愛とコンプレックスがひね曲がってる さとしさん、
すっごいバカくさくてかっこ良かったし。
眉をひそめてイヤ〜な顔しながらも、楽しんできたし。
一番笑ったのは、じゅんさんが堺さんに向かって言った
「喜怒哀楽を全部笑顔で表現するやつ」なんだけど、
これがアドリブか脚本か、それが気になっています。



面白かったり共感したら、押して下さい。
ランキングに反映され、かずきが やる気を出します。

MyEnpituに追加する
かずき |MAILHomePageつぃろぐ