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2006年02月10日(金) 『ワールド ゴーズ ラウンド』

連れから、懐かしい名前を聞いてびっくり。
いや、NIRO君のお茶会(?)みたいな時に、
「芸大時代の仲良い4人が皆、活躍していて」という
話になり、近藤大介さんの名前が挙がったらしく。

しばらく舞台観なかったり手紙出さなかった間に、
すっかり消息不明になってしまった人だけに、つい、
「どこで活躍してるの?!教えて!」と、失礼なことを
思ってしまったのですが、帰ってきて確認してみたら
次回のALW作品にも出演予定らしく。知らなかった・・・。
ジャニーズ関係舞台は、他の出演者が分かりにくいし、
今までも出ていても気づかなかったりしたのかな?

まあ今回はまだ発売前だし、ちょっと頑張ってみます。
一応、役者さんsのページにも予定上げておきました。
しかし、『キレイ』の時もそうだけれど、名前を覚えていて
反応して教えてくれる友たち、大感謝です〜。


『ワールド ゴーズ ラウンド…and the World Goes 'Round』

<場所>東京芸術劇場B−13番
<時間>1幕19:00〜20:00、2幕20:20〜21:20
<出演>香寿たつき、大澄賢也、今陽子、
      シルビア・グラブ、泉見洋平

お目当ては、香寿たつきさん。
本当にこの人、初々しくって可愛くて、大好き〜(*^^*)
最初の方の「♪ニューヨーク、ニューヨーク」なんかを
歌うパンツ姿も、かっこよくて魅力的だったけれど、
やっぱり、2幕でのひざ下フレア姿などに溶けちゃいます。
ちゃんと大人の女の人ではあるんだけど、とても純粋で、
恋心なんて歌われちゃうと、10代並みに夢がある。
前に綜馬さんが香寿さんとデュエットした時に、
いきなり頬にキスしたりして、いじめていたけれど、
そういうことしたくなる雰囲気があるんですよね〜。

でも今回は、そういう人相手に、本当に
ちょっかいかけちゃう野郎はいなかったようで。
そういうことしそうな雰囲気は、むしろ、シルビアさんかも。
女の潔さ、たくましさ、都会の香り、ちょっと男っぽい強さ。
それこそ「♪All That Jazz」が、似合っちゃうんですよね。
スーツ着せて葉巻も似合いそうだし、でも、このスタイルを
隠しちゃうのももったいないし、うっとり見惚れていて。

本来なら、そういう場面で見とれさせるべきは、
大澄さんの担当なんじゃないかと思うのですが、
実は私、何度観ても彼の踊りに、あと一歩惚れられなくて。
上手なのにな〜、何がいかんのかな〜と思い続けて数年、
開演前に連れの言葉で、簡単に謎が解けてしまいまして、
確認しながら見る羽目になり、いつも以上に溶けられず。

曰く、「背中が固い」。
気にして見てみれば、ホントだ、板切れみたいだ・・・。
肩から先と腰から下は、すごくしなやかに動いているのに、
胴体部分が固まったままなので背中に色気がないんです。
きれいに飛び上がってジュテとかしてるし、リフトもまあまあ。
けれど、何か操り人形みたいな印象が、イマイチなのかも。
背もあるし歌も思ったよりずっといいのに、勿体ないなぁ。

でも大澄さん、男性2人の中で、
「普通にかっこいい担当」は、きちんとこなせていたし、
泉見君は、ハラハラさせてはボケをとって笑わせたり、
そんな可愛げからは想像もつかない骨太な歌声で
「♪蜘蛛女のキス」をドラマチックに歌い上げてくれるし、
今さんは、しっとり雰囲気のある世界を作り出しているし、
キャラかぶりゼロで、たった5人でも世界を作っていて。
高さが斜めになったドーナツ型の回り舞台1つだけ、
5人だけで、こんなに魅せられるんだなぁという感じの
ちょっと満足の舞台でした。



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