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2005年06月22日(水) 『ヘドウィグ アンド アングリーインチ』

短い舞台だし、観終わって帰ったら、
深夜(早朝?)3時半過ぎからのコンフェデ杯のために
早寝するはずが、話し込んでしまってほぼ終電で帰宅。
1時間半だけダッシュで寝て起きて試合見て、見終えて
2時間睡眠で仕事という強行軍になってしまいました(^^;
どうせ大した試合にならないだろうから、前半だけ観たら
さっさと寝ようと思っていたのに、何なのあのシュート!
俊輔のシュート見たら、寝られなくなってしまって、
翌日、ひどい目に遭いました。でも、幸せでした(*^^*)
面白い試合と面白い舞台。幸せな一日〜♪


『ヘドウィグ アンド アングリーインチ』

<時間>19時開演、休憩なし115分
<場所>PARCO劇場、I-14番
  (GとHの間の通路を結構通るので、おいしい席でした)
<出演>ヘドウィグ:三上博史+ヘドウィグのバンドメンバー

アンケート、どうしようかなぁと考えて
「よく分からないけれど、すごかったです」とだけ書きました。
真面目な話、それ意外に書けることがなかったんです。
終演後に連れと、一生懸命、話を解釈してみたけれど、
印象的な場面はいくつもあっても、そのつながりが「?」。
終電まで話してみても、未だに何が何やらなんです。
でも、前半はガンガン手拍子して騒げて楽しかったし、
後半は、語り歌う姿に圧倒されて動けなくなっていた。
すごかったとは思うんだけれど。

最後、下僕だった人がドラッグクイーンに戻ってましたよね?
ヘドウィグは逆にカツラもなしに、半裸にガウンだけの男性姿。
最後の映像で、2人映って最後に重なっていたのは誰?
片方は男性姿のヘドウィグ(三上さん)だったと思うけれど、
女性はヘドウィグ?下僕さん(名前覚えてないんですよ(^^;)?
いや、直前に、三上さんがトミーも演じていたことを考えると、
下手すると男性姿の三上さんも、ヘドウィグでなくトミーで、
あの映像はトミーとヘドウィグ(女性)の可能性もあるのか(苦笑)
パンフレットのあらすじも、「ヘドウィグは失われた半身を
見つけられるのか?」みたいな言葉で〆られてしまった以上、
結局はどうだったのよぉぉぉ(泣)と、分からないままの私。

どう感じたかといえば、一番近いのは、
男性のヘドウィグと女性のヘドウィグが互いの半身という結論。
自分ではなく、アメリカの匂いへの憧れだけでつきあっていた
男と、母親の意志だけで手術をし、しかも失敗してしまい、
1インチだけ男性のままで暮らしてきたヘドウィグだけれど、
「両性であるからこそ、このままで完璧なんだ!」という、
そんな誇らしさを謳い上げた作品だったりするのかな?と。
そうすると、圧迫感で動けなくなっていたほどの思いが、
最後に一気に昇華されたようで、気持ちはいいのだけれど。

ショーの最中に飛び出していってしまったヘドウィグは多分、
対岸でやっていたトミーのコンサートを聞いたんですよね。
海パンだけに十字架のような衣装の時は、トミーですよね?
(関係ないけど、ロックコンサートの最後って半裸になるの?
SMAPコンでは確かに最後脱ぎまくって水かけあうけど
ロックって、衣装も命のようなイメージがあるから不思議。)

そのトミーが歌っていた、ヘドウィグが作った曲が、
何かしらヘドウィグに与えたんだろうとは推察できるけれど、
そこで意識が行き詰まってしまうのが、とても残念でした。
原因は、歌詞が聴き取りにくいことじゃないと思う。
多分きっと、私が慣れてなくて苦手だからなんだと思う。
「すごい!」は感じたから、もう一度観たい気もするけど、
もう一度観てもダメかもと思うと二の足を踏む・・・。
強引に引っ張って行ってくれる人がいたら考えようかなぁ。



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