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2005年03月31日(木) 『レ・ミゼラブル』駒田楽

現在時刻2005/04/02 11:43、岸初日のため帝劇にいます。
が、駒田楽の感想もまだ書いてないんです。書きたいんです。
というわけで、時間の許すかぎり携帯で感想書き。当然、
尻切れトンボ&てにをは不明の日本語になると思うので
心の広〜い方のみお読みください。

『レ・ミゼラブル』3/31ソワレ

良かったです。久々に素直に泣けたし。
今の私には、最低限、バルとコゼとマリが必要なんだと実感。
前回観た時には不安定で不幸そうだった知念コゼが、
素直で愛らしく初恋に怯えときめく初々しいお嬢さんてした。
岡田マリは変わらず、愛されることを知って育った印象で、
品のある素直さと、つい人を微笑ませる優しさがある。
つい、見守りたくなる二人の後ろに、難しいことを考えず
やはり素直に単純素朴、わかりやすい山口バルジャン。
神様の愛が司教様を通してバルジャンに、そして子らへと
つながっていく喜びを久々に感じて泣いていました。


もうタイムリミット!
駒田さんの楽に行ったの久々で、あんな涙の駒田さんうれしかったです。

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現在時刻、2005/04/02 22:05。
実質15分。携帯で書いた割には、よく頑張ったと思うべきかな?
一番大切なことは全部書いてあるから、追加も必要ないくらいだし。
でも一応、思いつくままに忘れたくない感想他を書き留めます。
それを書き終わったら、今度は今日の感想。
やばいなぁ、26日のこと忘れそう(^^;

<場所>帝国劇場B-43
<出演>
  山口、綜馬、ANZA、マルシア、知念、岡田、駒田、森、東山
  局田、森本芽衣、戎怜菜
  伊藤、横田、岡田、角川、中右、宮腰、阿部、岸、萬谷、森、小暮
  三木、高島、香山、田島、荒木、村井、井上、今泉


山口バルジャンが好きでした。
でも実は幕間に「歌いすぎてない?」と友人に言われました。
あー、そう感じる人もいるかと思ったけれど、血の半分以上が
山口ファン化しつつある私にとっては、「今日はノれるぞ!」で。
♪独白 の途中、メロディーを無視して台詞様で叫ぶところも、
叫びすぎず違和感なく音楽と溶け合ったなと頭の隅で思っていたり。
2幕になると、それに加えて気持ちもノった印象が強くなった。
同じ友人に終演後、「1幕と2幕全然違ったね」と言われたけれど、
それは全然分からず。多分、追求しても分からなかったろうなぁ。
でも、とにかく今日は、「試行錯誤する山口祐一郎」ではなく、
バルジャンを観たぞ〜!って感じが嬉しかったです。

対する綜馬さんは、まだ試行錯誤中なのかなぁ・・・。
観る度にきれい度が上がっていっているようで行き先不明。
結局、現時点では3ジャベとも文句はないけど嬉しくもない感じ。
ひどく悪くはないんだけれど、私の心が震えないんですよね。
先日まで好きだったANZAエポ、玲奈エポの後で観たら、
何だか可愛すぎて、普通の女の子だなぁと、ちょっと不満。
でも、切なさはやっぱりエポsの中で一番かな。

岡田マリウスには、ひたすら恋しました。
何だかこの人のマリウスを観ていると、初恋している
エポニーヌたちを「かわいいねぇ」と観るのではなく、
自分自身の感覚が「女の子」に戻ってしまう気がします。
ただ、その時マリウスが対している相手に感情移入するので
便利なことに、片思い気分も愛されて両思い気分も味わえる。
特にプリュメ街では、ベンチに腰掛けたコゼットの脇にひざまづく
マリの視線から真っ直ぐ先の席だったので、ドキドキ気分↑。
エピローグに入ってからはバルジャン視線に切り替わって、
最後は「愛する息子よ」モードで終了できて、レミゼ大満足。
しかし、やっぱり彼は中締めの日までおボケさんでしたね。
プリュメ街、柵越えた直後、おととっとよろめいて走りすぎ。
回る盆から落ちてる間に、コゼットが回って近づきすぎて、
慌てて柵近くまで戻ってるって、どうなんでしょうねぇ(笑)

それと、幸せ話を一つだけ。お花もらっちゃいました♪
目前に来てくれたのに1個目はうんと上手側に投げられたので、
次、目が合った瞬間、つい、お願いポーズから手のひら開いて
欲しいよ〜!光線を出してしまったら、投げてくれました。
ちょこっと見せびらかし写真、久々に載せちゃいます。
飲みに行って3時間も持ち歩いた後なのでクタッてるけれど、
水切りして花瓶に挿したら、ちゃんと今はきれいに咲いてます。

岡田マリの2個目のお花


後はカーテンコールネタ。順不同。駒田さんの挨拶は、
「18年前に初演を観て、いつか宿屋になりたいと思っていました。
途中で仕立て屋になって宿屋になり、明日から床屋になります!」
それから、オケや照明さん、床山さん、衣装さん、警備の人、楽屋の
おばさんたち・・・と、あらゆる関係者を並べて、最後にお客さんに、
ありがとうございましたと感謝の言葉を述べてくれました。
涙で目がウルウル状態で、声もしっかり涙声。

(以下のパラグラフ、メール頂いて順番訂正済。02:02)
次が、岸さんと よしつぐ君、他2人のアンサンブルさんに
騎馬戦されて登場。その次は祐一郎さんと手をつないで
下手から上手へ舞台横切り。(岡さんでやってるやつ)
その次が、下水道の蓋を開けて登場、だったかな?
マイク入ってなくて声は聞こえなかったけど、祐一郎さんに向かって、
「すごい走ってきて大変だったの!」という感じで訴えていて。
袖から地下までって、どれくらい距離あるのか知らないけれど、
結構、息あがってた。そんなことやろうと考えちゃう駒田さんに、
そんなんしんどいに決まってるのに何故やるかなぁと、
思わず苦笑しつつ、また大好きになったりしていて。
最後はやっぱり、山口さんにホイホイと押し付ける仕種で消え、
静かに山口さんがお辞儀→何歩か背後に移動×2回をした後、
柱の影からこっそりもう一度お辞儀、で終了。

「本日の公演はこれで終了しました」が流れた後、
帰り支度をしていたら、舞台奥からクラッカーの音と拍手、歓声。
それが、贔屓目かもしれないけど本当に楽しげな盛り上がり声で。
駒田さん、ホントに好かれてるんだなーって思ったら嬉しくて、
思わず客席に残っていた人たちと一緒に拍手しちゃいました。
この舞台、「座長」と言われる人は祐一郎さんだと思うけれど、
あの人って、非常に真面目に自己制御しているだけに、
ペースを乱すような人との関わり方は苦手そうなイメージがある。
人は好きでも、自分のテリトリー以上には近づけないというか。
皆とワイワイ親睦を深める類の座長っぷりは望めない座長なのが、
03レミのバラバラ加減にも関わっているかなと思っていただけに、
村井様にも少し通じるような、人と関わるのが好きなオヤジっぷりが
多少なりとレミにいい風をもたらしたんだといいなと思ったりしていました。



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