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2005年03月30日(水) 『デモクラシー』(My楽。3回目)

前日のレミゼ感想下書き、やはり消してしまっていました。
でもすみません、勝手ながら、日付を進めたいと思います。
明日明後日、タイミングが合えば続きを書きます。
どんどん記憶が抜け落ちていくのが不安な年頃で(苦笑)

・・・というか、この日付で一番言いたいことと言えば、
W杯二次予選、対バーレーンでのダメダメっぷりですが。
あれだけ攻めてるのに得点にならないのは何のせい?
相変わらず、スピード感のない退屈な時間帯が多すぎるし。
DFは頑張ってると思うんですけどね、「やる気あるん!?」
って言いたくなるようなFWさん、多くありません?
アウェーで観客の雰囲気に引きずられないのはいいけれど、
ホームの勢いで運を引き寄せられないのも、どうなのよ?
まあ、どんな勝ち方でも勝ち点3が取れたには違いない。
ダメダメでも勝てるのは、実はラッキーってことなのか?(苦笑)


『デモクラシー』

<場所>銀座セゾン劇場、2列5番
<出演>
ヴィリー・ブラント鹿賀丈史、ギュンター・ギョーム:市村正親
アルノ・クレッチマン:今井朋彦、ホルスト・エームケ:近藤芳正
ヘルベルト・ヴェーナー:藤木孝、ヘルムート・シュミット:三浦浩一
ウルリッヒ・バウハウス:小林正寛、ハンス=ゲンシャー:加藤満
ギュンター・ノラウ:温水洋一、ラインハルト・ヴィルケ:石川禅


遅刻。仕事が長引いたけれど、5分遅れぐらいで
着きそうで、運が良ければ開演には間に合う!と
地下鉄の中でカバンの中チェックしたらチケットがない。
座席番号も、だいたいの場所しか覚えていない。
連れに電話しようにも駅に着いたのは既に開演時刻、
さすがに電話はできない。万一つながっても困るし。

入り口で泣きついたところ、チケットを取った
ファンクラブと取ってくれた友人の名前で、
必死で調べてくださり、30分回った頃入れました。
すみません、本当に有り難うございます。
それまでは、劇場ロビーでスピーカーからの
小さな音を必死で聞いて記憶を引っ張り出していて。

でも、良かったです。何が何って、3度目にしてようやく、
ヴィリーにハートマーク飛ばしながら見られたってこと。
もう、「生涯唯一、鹿賀丈史をかっこいいと思ったのは、
『三文オペラ』だった」と言えなくなってしまいました。
2列目の上、隣が大の鹿賀ファンの美人のお嬢さんで、
ガンガン悩殺視線が飛んできたせいもあるかもですが、
遊説先でホームから見下ろしてくるヴィリーを、
思わず、熱い視線で見上げたりしちゃいましたから。

ヴィリーに つい目を惹かれてしまうのは、
もちろん、鹿賀さん自身の変化だけではなく、
周りの人々の態度の変化も大きいんだろうと思う。
全員が、理由はどうあれ、ヴィリーの態度を見つめ続けて、
彼を中心に動く、ある種の団結ができてきたのが強い。
一緒にツアーまで回って来た事実が大きいんだろうなぁ。
クワドラプルキャストでは考えられないような速さで、
一つの舞台を作り上げる集中力が強まっていたと思う。

後は、個々の上手さかなぁ、やっぱり。
自分のキャラクターや、互いの関係性が定まっていれば、
各々の力量で魅力を伸ばしていけて、どれも個性的でいい。
前回はアルノばかりを目で追いがちだったけれど、今回は
エームケとヘルベルトおじさんが、やたらいい味だったな。
気になったのは、禅さんが少し全体から浮いている印象と、
温水さんが、早口キャラにしても早口すぎて、台詞を
きちんと聞かせられていないと感じる部分があったくらい。

しかし、やっといい舞台になったのに。
なのに、私は今回が最後の観劇だったりする。
この舞台は、東京がトライアウトかあ。
大阪の人が、相当 羨ましいです。好きな舞台だったよ、これ。



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