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2005年03月05日(土) |
帝劇祭最終回&『ハウルの動く城』 |
前日から友人が泊まりに来て準備して、 最後となった「帝劇並び」に行ってきました。
チケット発売日の朝の帝劇の名物。 朝8時までに帝劇前の列に並んだ人全員に 抽選予備カードを配り、その順番に購入券を抽選、 購入券には、購入順番と時間が書かれていて、 指定された時間に購入する部屋の前に集まって 順番通りにチケットを買っていくシステム。 8時までに集まって運が良ければ、1番に買える。 1,200番以降を引いた人は、購入時間は翌日。 今日はお引き取り願って、明日また来てください。 1人8枚までだけれど、席は選びたいほうだい。
そんな、運だけが頼りの比較的公平なシステムは、 (まあ、地元在住で、一族郎党や友人連中を 引き連れて来られる人が、若干は有利ですが) 空席を目の前で見ながら選べることもあって 帝劇オタクたちに愛され親しまれてきました。
長期公演や地方公演が多くなった昨今では、 互いの贔屓役者がかぶる人でないと、劇場で 偶然 友人と再会することも減っていたけれど、 発売日はたった1日。その日に帝劇周辺で、 「久しぶり〜!」と飲み会に行くのも楽しく、 一種のお祭り、イベントと化していたのに。 今回は、最後とあって祭気分の人も増えたのか 最終的には3,000人近い人が並んだらしいです。 そんな中、友人の隣が、97年レミの頃に 同じHPでさんざん騒いだ人だったりもして。
でも、あまりに手間だと判断されたのか、 今回で終わり。もう早起きもする必要がない。 その代わり次回からは、プロのゲッターに 有利な電話とネットによるシステムのみ。 丸一日電話してつながらず、一日の終わりに、 ヤフオクなどに出品された予約番号を見つめて 悲しい気分になるファンが増えるばかり。
せめて、引き取りの時に予約した本人であると 証明するものを見せるようにさえすれば、 予約番号の出品ぐらいは減るだろうになぁ。 チケットを高値で売る人も嫌だけれど、 意外に売れなくて足が出る場合もある。 でも、自分には何のリスクもなく予約番号を 売る人だけでも、何とか駆除してほしいです。
私は友人に引きずられて 7:20頃に着いたので 前売抽選予備カードは1401番。待っている間は 2階E列27番という席に座っていました。 引いた購入券は968番だったかな?17:50購入。 この時間まで待っていても、希望する日は ロクに残っていないだろうなぁと思いつつ 隣の友人を覗き込んだら、なんと 18番!!
ものすっごい一孝さんファンの子なので、 岡田ファン、鹿賀ファンたちと一緒に、 愛が運を引き寄せるんだねぇと感心していたら、 スペシャルの方が取りにくいんだからと、 自分はそれほど興味のないSPも買ってくれて。 最後まで、友人にお世話になってしまって、 こんなんでいいんだろうかと顔が笑ってます。
彼女が8枚購入してきた後は まったり。 一緒だった残り2人は、18:20購入の回と、 翌日購入の回を引いたのですが、念のために 私の購入順番の残席は見てみようということで、 17:50まで時間つぶし。ファーストキッチンで朝食、 12時半ごろからシャンテの地下で おかゆの昼食、 そして、『ハウルの動く城』観賞。
『ハウルの動く城』(映画)
場所:スカラ座1、J列24番(センター) 時間:13:50〜(2時間弱)
年に何回もないくらい早起きして眠かったし、 絶対に寝ると思っていたら、意外に起きてました。 でも、面白かったかと言われたら「まあまあ」。 ほぼ全員の感想は「初登場時のハウルは良かった!」 微妙にアンチ木村拓哉気味の私でも、とても好き。 後半になるほど「へったくそ、あそれ、へったくそ」と、 心の中で野次を飛ばしたくなる場面が多かったけれど、 登場シーンだけは無条件で、キャ〜!(*^^*)気分。 とにかく かっこよかった。空中散歩、いいなぁ・・・。
心に残る名台詞といえば、ダントツで、 「美しくなければ・・・(以下伏せ字)」でしょうね。 原作があることは分かっているけれど、ほとんど 「キムタク」当て書きのようなキャラだけに大笑い。 いや本来は、そんなことを言っているハウルが、 ドロドロになっても何かを守ろうと必死になるまでに 成長する姿に感動すべきなんでしょうけれど、 その場面の頃には既にこの作品、私にとっては 「ネタ」扱いになっていて。そういえば今年は SMAPコンサートあるから、ネタになるかもしれないし 見ておいて良かったな〜扱いになってました。ごめん。
でも、最も笑ったで賞は、カブの魔法が解けた場面。 おそろしくやる気のない絵で描かれた彼の正体が、 また おそろしく陳腐な設定を語る場面は、 どうにも堪えようがなく本当に笑ってしまいました。 隣は空席だったし、そう迷惑じゃなかったと思うけれど、 あの場面でも静かって、映画を見る客ってあんなもの? しかし、あれ原作にもあるの〜?原作で読めば、というか あの絵がついてなきゃ、シリアスに読めるの〜?
そんな、ネタ探し映画になってしまったのは、 多分、声優さんが云々というだけではなくて、 作品としての完成度が低いせいもあると思う。 登場人物の顔が、最初は宮崎アニメらしくない 大人っぽさを見せていたのに、最後になったら すっかり、いつもどおりになってしまっていたり、 遠景になると、誰なんだってぐらい絵が崩れていたり。 CGも多用されていて、丁寧に作られた感じがしない。 そういうアラが見えるたびに、何だかなぁと感じて、 物語に のめり込めなかったのも、相当 大きいかも。 こんなの、宮崎ブランドで出してもいいのかなぁ?と、 ちょっと疑問を感じながら観終えました。 まあ、面白くなくはなかったんですけどね。
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