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2004年06月13日(日) 『新選組!』23回「政変、八月十八日」ほか

今週もまた、いろいろと大変な日曜日。
お昼寝しようかなーなんて思っているうちに、
今週はちょっと早めの『天声慎吾』が始まって。
今日のゲストは我らが山南、堺雅人さん。

先週見そびれたのが残念だけど、黒いトレーナーに
メガネの堺さんは山南の時より顔が整ってる感じ。
初バラエティとやらで、こなれた印象はなかったけど、
パントマイムなんかには、さすがに上手さを見せて、
最後は露天風呂で長々と伸びてくつろぎながら、
「天声慎吾が好きになりました」って言ってくれて。
『ヴァンプショウ』で初めて観た時は、ちっとも
惹かれなかったけど、こういう人だったのね。

ふとんを取り込んで夕食が終わるころには20時。
Nスペに なだれ込んで、そのままBS大河も見る。
お風呂入って出てきたら、0時半からF1生放送。
今日の見せ場はシューミを煽るバリチェロぐらいかな。
フェラーリvs他だと、2ストップvs3ストップだから、
ラルフもバトン君も「見えない敵」状態になっていて、
映像で見ていて面白い類の争いじゃなかったし。
個々の速さがあってこそだというのは分かっていても、
ピットストップ戦略が最大の争点ってのは退屈かも。

しかし、永井大ーーー!!
終盤になって何も分かってない質問するんじゃねーよ。
3ストップのラルフが2ストップの車を追っている状態で
「ラルフが抜くためには」を主語にして質問するんなら、
「差が何秒以内ならいいんですか?」だろーがよ。
今年初めてF1見始めたわけでもあるまいに、
わざわざ質問された右京が困ってたじゃんか。

レース後も、来週の紹介ナレーションを
早く言いすぎちゃったせいで、CMまでに妙な間。
3人でキューボードかなんかを見つめた数秒の後、
フォロー入れてくれたのは脇坂選手でした・・・。
結局、永井君は「そうですね」で終わってしまって。
解説に来てくれたレーサーにフォロー入れさせる
進行って、つまり何の役にも立ってないってことじゃ(^^;
お前ら何のためにいるんだって感じでした。ホントにもう。
下手に気に入ってる人だけに、2年目でこれは腹立つ。


『新選組!』第23回「政変、八月十八日」

さてさて大河。
2回目見ていて、やっと気づきました。
オープニングテロップ前の政治背景紹介、
ちょうど今回の説明をしてたのね。本編だけ見ると
会津が偽勅だと思い込んで兵を動かしただけみたいで、
なんで長州が素直に引き下がったのか分からなかった。
鎧冑姿の久坂を背景に「長州藩、撤退」の文字は、
青くさい怒り方でカッカきてる久坂ともども笑えたけど、
早く天皇を抑えたもの勝ちのゲーム?って感じだった。

幕末が玉取りゲームってのはある意味間違っては
いないのかもしれないけれど、今回に関しては、
先にケンカを売ったのが長州なんだということを
オープニングで理解してるかいないかが、見終わった
後の感想に、少々影響したかもという気もしたり。

まあ、そんなこと分からなくってもいいのかもだけど。
とうとう近藤、分からなくても動くぞ宣言しちゃったし。
「正直言って私は世の中の動きがいまひとつ解せない。
一体、誰が真の尊皇攘夷なのか、難しすぎる。しかし
確かなのは、我々が会津様のお預りであるということ」
「いいえ私は、帝と上様と殿の御為に、この命捧げる所存」
特に後者、音楽の効果もあって、めっちゃ感動したぞ!

合間には「そこには何か、大事なお花が・・・」とか、
相変わらず、笑っていいのか悩んでしまうような
愚直さを見せているけれど、それがそのまま吹っ切れて、
ずっとついていきます宣言。あーあやっちゃったよ、と思う。
「愚かな正直」と書いて「愚直」。それが近藤の良さで、
信用できるところだというのは変わらないんだなー。
会津候だけは いろいろ言ってくれるけれど、結局、
「歴史が動いても相変わらず我らは蚊帳の外」。
だんだん、それが良さに見えてきちゃっただけに、
これから先はきっと、どんどん辛くなる。

しかもすぐ隣にいる奴が、その状況を良しとせず、
修羅の道宣言するしよぉ・・・。「こりゃダメだ」とか
言うなら、さっさと見捨てて別のに乗り換えろよ。
・・・と思ったところで、百姓上がりの土方を
参謀として雇ってくれる人なんていないだろうから
一緒にいるしかないんだよねぇ・・・はああ。
総司は相変わらず反抗期で言うこと聞かないし。
雨に濡れながら、ちょっと泣きたい気分になる。

鴨は今回は良かったかな。
ここ数回ずっとだった「鴨が何か事件を起こして、
近藤が収め、近藤の株が上がる」ってパターンから
外れてただけでも楽しんで見られたんだけれど、
やっぱり見せ場は「腹切れ」でしょう。←ちょっと違う。

相変わらず直球勝負しかできない近藤が
「会津藩に芹沢さんを何とかしろと言われました」
鴨(笑って)「じゃあ何とかすればいいじゃねえか」
いいかげん、殺しに来てほしいんだなと一言で見せ。
「誰かが責めを負わなきゃならないというなら・・・、
新見、お前、腹切れ」。

新見さぁぁぁん(泣)
自分は芹沢の役に立ってると思ってたんだろうな。
そして実際、役には立ってたんだろうな。でも今の鴨は
そんな理由で斬らない相手を決めてるわけじゃなくて、
身近にいる奴こそ居なくなってほしいぐらいだろうから。
鴨は死のことばかり考えてて、新見は考えたこともない、
その違いが、いきなり現れた感じ。一瞬ひきつって、
「・・・本気で言ってるんですか?」って、多分、
自分がいなけりゃ困るだろうって自負心からか。
ここ数回、新見株上がってるだけに来週は更に嫌。

そんな中で、ちょっとホッとするのは左之と捨助。
源さんは近藤が辛いと知ってるから、気遣われて辛い。
なーんも分かってなくて楽しそうな彼らはすごく救い。
「苦節半年、やっと俺の出番が来たってわけだな」
「ほっといても目立っちゃうんだよね、俺って」
「聞いてないのか?戦う勘定方として雇ったんだ」
あーもう!楽しそうに肯定的についてきてくれる
左之のセリフ1つ1つで苦労が報われる気がする。

捨助の「案外、知られてねえんだな。かっちゃんも
大したことねえな」だって、山南さんと同じこと言ってる
のに、無理に背伸びさせようとしないから嬉しい。
男たるもの、いつまでも そんなじゃいけないのかも
しれないけど、空ばっかり見上げてないで、たまには
足元が地面についてるかどうか思い出したくなるよ。

他の今回の特筆事項といえば、文句ばっかりかも。
御所がしょぼすぎるとか、最後の一輪の花は何だとか、
カラー鉢巻はやめろとか、菊川怜にセリフを与えるなとか。
「ご性分ですからなぁ」は、あまりの破壊力だったよ。
鉢金が土方だけ違うのは遺物に合わせたかららしいけど、
だったら全員、同じ形にすればいいのにという気も。

今週は、そんな感じ。
今後も見ていくうち、どんどんどんどん辛くなりそう。
左之もいなくなった後も、捨がいてくれるっていうのは、
三谷さん的に、そういう視聴者のための救いとして?
だったらいいと、心から思います。本当に。



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