検索HPなどから飛んでこられた方へ。このページは最新です。
お手数ですが目的のものは、日付を確認の上、BNリストからお探しください。
今日の私
BNリスト|昨日|明日
2004年04月18日(日) |
『新選組!』第16回 |
朝起きて「今日は9時から『題名のない音楽会』だ!」って、 チャンネル確認のためにTV欄を見たら・・・、あれ?ない。 日付け間違えたかな?と思いつつ、他をチェックしていたら、 ・・・あった。朝9時から放映済み。今は10時半。バカーーっ! 私が見たいと思うような番組といえば、夜9時10時過ぎから 明け方の放送終了ころまでと相場が決まってるのに。 でも、あの まったり司会の意味が分かったような気がします。 日曜の朝っぱらからハイスピードでしゃべられたって、 誰もついてきてくれないもんね。そういう番組だったのね。ふう。
ショック受けてるうちに、19時からだっけ?の、歌穂さんたちが 出る映画音楽特集の録画も頼みそびれちゃったし、散々。 もう今年いっぱい、日曜は大河以外放送しないでくれよ・・・。 でもこれはBSだったから、今度 地上波で再放送するよね? 絶対するよね、NHKさん?頼むよ・・・(泣)
『新選組!』第16回「行くか、戻るか」
全体的なテンポは結構 面白かったと思うけれど、 何かいろいろ、気になるところが多い回だった気が。 回想がやたら多い上に、長いなぁ(しかも前回分!)とか、 大村君、結局、祐天が本当に仇かどうかを見極める場面が なかったけど、いきなり仇討ちして良かったのかなぁとか。 しかも、永倉が手伝うし。あれ、めちゃくちゃ違和感あり。 演技力の問題も大きいとは思うけれど、永倉のキャラが 薄っぺらいところで似非重量感で留まっているだけに 実は期待していた話だから、中途半端な処理が すごく嫌。
ひでが浪士組の居残りを喜ぶ場面も、なんだか唐突。 こういう気持ちの変化は細かく書くのが三谷さんなのに、 カットでもされてるのかなぁと、気になってしまうところ。 もっとも、数回前の京へ上る途中の焚き火の回を見ていて、 このドラマ、女がいない方が絶対 面白いなと思ったから、 ひで関連が なくなるならなくなるで大歓迎だけど、 出すなら、ちゃんと描いてほしいなと思う。
どしゃ降り直後の火事。しかもあの狭い路地の町で、 逃げるよりも、野次馬らしく火元に走っていく人々も変。 高く上がった火柱を、他人事のように見てる勇たちも変。 火消しや野次馬に邪魔されまくるという作り自体は、 三谷さんっぽいと言えなくもないけど、彼ならもっと 嘘くさかろうが こじつけだろうが、とにかく意味を 付加しなくちゃ、こういうことをやらないはず。変だよ〜。 それとも、ここまで筆が荒れてるということなの?
逆に三谷さんらしいなと思ったのが、やはり食べ物ネタ。 ところてん、やると思ったよー。私も一番ショックだったもん。 神戸から東京に出てきて、コンビニで見かけた時の衝撃! 今じゃ普通に食べられるようになったけど、甘い方が好き。 そして、そば自体は東京の方がおいしいと思うけれど、 そば・うどんのつゆの温かいのは、未だに辛くて飲めないし。 ただ、箒逆さ置きネタは、ちょっと引きずりすぎの感あり。
でも、清河と近藤が話している時に入ってきた土方が耳打ちし、 「逃げろ」は近藤が、説明とフォローは土方という場面とか、 後半で清河を連れ戻すって話をしている時とか、いい感じ。 近藤−土方が局長−副長に つながってきたように見える。 「京に残るのはおかしい」と立ち上がった鴨を、新見が、 論でフォローに回る姿も かぶって、かっこいいかも。
山南さんの立場の難しさも、丁寧に描かれてるなあ。 でも「あんたはそれ、知ってたのか」「・・すいませんでした。 あくまで内々に事を進めなければならなかったので」は、 ちょっと悲しくなった。ここで「うん」と言えない性格も、 後半どんどん、自分で自分を追い詰める一因になりそうな気が(泣) 「清河は、私が斬る。あの男には、誰よりも大きな恨みがあります」 では、山南さん本気なのかと思いきり騙されちゃったし、 登場時に抱いた反感は何処へやら、今はすごく好きな人なのになぁ。 鴨の「こいつらにいっぱい食わされた」で、近藤と目を合わせ頷く、 気持ちが通じてるなと思わされる場面も、先を思うと悲しい。
そういえば山南さん、殺陣上手なんだねぇ! 『新選組!』で初めて、殺陣らしい殺陣が見られた感じ。 山南vs清河の場面。今後も、これぐらいのものが見たいなぁ。 ついでに、山南の「人を信じない人間に、命は預けられない」に 即座に「当ったり前じゃねえかよ!」と言う左之。彼もどんどん、 ただのウザキャラでない いい奴に見えてきた。好き♪
あとは、八木家の奉公人の1人(又三郎さん?)が、ナチュラルな 関西弁で嬉しいなとか、諜報みたいなことしてたのは何故?とか、 場所取りしてた平助は、いつ話を聞かせてもらったのかなとか、 再登場のオダジョーは、やっぱり優香とはる大根で、出ると 全場面笑ってしまうので、できれば引っ込んでてほしいなとか。 彼、傘の下から斜に見上げる演技しかできないのかなぁ?(^^;
粕谷さんも、実際に結構 年だったんだなぁと分かったから、 1人で重量感かもしだしてたのも、許せるかなという気分に。 俯瞰の多さなどから、当時の京都の狭さも実感。 それと最後の、「言ってみれば、我々の恩人です」から、 総司の「清河さーーん、ありがとうーー!」への流れも、 斬ったはったの後とは思えない爽やかさが、彼ららしくて良かったです。
|