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2004年03月28日(日) |
『新選組!』『砂の器』ほか(長文) |
朝っぱらから、江戸城に行ってきました。 目的は、花見と、江戸気分になってみること。 日本史研究を仕事にしている友人がいるので、 彼女を先生に、11時大手門集合で歩く歩く。
いや本当に、歩いてばっかり。 テーマパーク化すれば見所満載なのにね、と 友人が言うとおりで、いろいろなネタ的なものは あるけれど、どれもこれも放り出されっぱなしだし。 「松の廊下跡」って、ただの雑木林に書いてあるだけ。 道の途中で看板を見つけても、「どこが?」だもん。 天守閣も、焼失した台座があるだけで何もなし。 てっぺんはまっ平らで日当たりいいねーぐらいな。 各種の桜が、3分咲き〜散り初めまで見られたのは なかなか嬉しかったけれど。散る桜、好きだし。
修復中で、たまたま中身も見られた石垣とか、 多摩の林を模して作られたという雑木林を見たり、 大奥のそばに作られた、女性と死人が通るという 不浄門を見たりと、何となく雰囲気は感じられたけれど、 何より感じたのはやっぱり「とにかく広い!バカッ広い!」 残り2つの出入りできる門も回り、途中の原っぱで お昼したりしながらでも2時間近くかけて帝劇近くへ。 江戸城地図で歩いた地域を確認して「こんだけ?!」
内堀の中だけでも、今日歩いた地域の3倍近く。 「誰も江戸城を攻めようなんて思わなかったから」と 友人の説明ですが、本当に威容を示す感じが強くて。 「外堀」の位置なんて確認した日にはクラクラしたけれど、 中に大名屋敷や官庁街を含んだと思えば分かるような。 ここに住んでる人が、500年間日本を支配したのね…と、 なんか妙に納得したような気分。こりゃすごいわ。 で、なんで今は天皇がここに住んでるんだっけ?(^^; ダメだ、勉強不足すぎ。
『砂の器』最終回
こんなもんかなー。 やっぱり中居ちゃんってばSMAP一、演技下手かもと。 拓哉の場合は、普通の演技は中居以下だと思うけど、 「木村拓哉」の演技なら喜怒哀楽こなせるもんな。 中居の場合、どれもこれも一緒だから、場面によって ここはきっと ものすごーく泣きそうなんだろうなとか、 推測して補完しながら見なくちゃだから、面倒くさい。
特に、「昭島医療刑務所」という文字を見た時の中居! 演技ってのは目を剥きゃいいってもんじゃないんだよ! 思わず夜中なのに爆笑してしまいました、ごめん。 子役の場面の方が安心して見ていられるよ(苦笑)
ただ子役も、こぎれいな格好になったら、 ぽっちゃり頬っぺたのプクプクした子だったのがなぁ。 そんな子が、口をへの字にしっぱなしで、必死で 父親に置いてかれないように走るのを見ても、 どうも同情できず。出かけた涙も引っ込んじゃった。
今回は、きれいな映像風景はないだろうから、 音楽だけ聞いていようと思ったら、盛り上がり途中で いきなりフェイドアウトしてCMに入っちゃうし、悲しすぎ。 私は何を見ればいいのかなぁと思っているうちに、 犯罪者で余命幾ばくもない父親との感動のご対面。
「こんなに年月が経ってて分かるものかなぁ?」とか、 「左腕の傷だって、別れてから付いたものなのに」とか 思ってるうちに、中居が泣き始めて台詞聞き取りにくくなり。 「あんたが憎かった」「元浦秀夫を この世から消したかった」 「三木さんを殺してしまいました・・・」が聞こえたから、 もうそれだけで、納得するべきなのかな。ふぅ。
エンディング文字「宿命とは この世に生まれてきたこと 生きているということである」だそうでございます。 原作や映画は知らないけど、そうは感じなかったよ。 視聴率稼ぎの最終回延長だったから『新選組!』の頭を 我慢して見たのに、これかいって感じだけど、 まあ、無事終わった。良かった良かった。
『新選組!』12回
面白かったな〜♪久々に、しっかり2回見たよ。 最近、BSは途中で他のこと始めちゃうことも多かったのに。 相変わらず盛りだくさんの1つ1つも良かったし、テンポも○。 各々のキャラクターが立ってきてるから、短い場面ずつでも しっかり見せ場だし。いいなぁ!
嫌だなと思うのが激少かったのは、女性陣も良かったから。 みつが初めてうざくなかった。先週の予告を見た時点で、 「私のこと好きだったでしょ」とか、勇に抱きついたりとか、 お前いいかげんにせーや!(怒)という印象だったものが、 「私のこと好きだったでしょ。私も好きだった」と並べて 静かに過去形で語られると、勇の表情ともあいまって、 本当に、子供時代の終わりを感じさせてくれた。
懐かしい多摩での場面の数々が挿入され、そして、ふっと 切り替えて、きっちり勇の前に立ち「総司を頼みます」。 最後に一瞬だけ抱きついて、すぐに小走りで去る。 つねさんを諭して、2人の視線での別れを 少し満足げに 見守ってる姿も初めて年上らしさを感じたし、良かった。
つねの「勇さまー!」も嘘っぽくなるかと思っていたけど 少し切ない感じのある、いいシーンになったと思うし、 あの、超々大根で二度と見たくないと思った お琴も、 今日はそう悪くなかった。おバカな琴が見えたかも。 特に、浪士組が出立した後に1人ふらふらと出てきた時。 こりゃもう抜けられないわ、この女(^^;という感じの、 イっちゃってる加減が、良かったと思う。
しかし、捨は殴るは琴はやっちまうわ、すごいぞ歳(苦笑) 目的のためには手段を選ばない感じが素敵だけど。 「商人のようなことを言う」と言われても動じないし、 その成長(と言っていいのか(^^;)ぶりは驚くほど。 その前にいると、清河のダメ男っぷりが目立つくらい。
殿内が「先番宿割だったんですけど・・」と言った時の、 申し訳なさそうな感じとのギャップもいいかも。 あの後、連れて行った先ではどうせまた、 口八丁手八丁で言いくるめたんだろうとは思うけど(笑) ただ殿内に関しては個人的には、最初の挨拶の場面なしで、 土方と一緒に(こいつだったのか!)と驚きたかったな。 あと土方では、勇の「怒らないから言え」も好きだった。 本当に、勇にだけは頭が上がらないのね〜。
総司も、成長したなぁ!という感じ。 粕谷の前回の真似っこをして「こうでした?」って 何でもなさげに笑う姿が、天才くさくて ちょっと嫌。 「食え」の一言で、勇を完全に飲んでた芹沢に対しても、 飄々と挨拶しちゃって、大物っぷりも可愛くないし。 逆に、事が動き始めてからの山南の使えないっぷりは 毎回毎回明らかにされていて、ちょっと不憫かも。 そろそろ脱走してもおかしくないほど、浮いてるよぉ。 それとも、今後は剣技ではしばらく役立てるだろうから、 それすら健康状態悪化で奪われて・・ってことなのかな?
後は、「芹沢さんは、どうして浪士組に・・・」に対する 「血が騒いだ・・・。そういう奴もいるってことだ」が かっこよかったな〜とか、様子見係で結構まめまめしい 永倉さんが好きかもとか、いろいろ思ったり。 やっと出立して、いざ!という青空の下でエンディングだし、 ちょっと わくわく感が募ってきた、第12回でした。
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