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2004年03月25日(木) 『題名のない音楽界』公開録画

友人から「あっきーの出る公録行く?」とメール。
もちろん速攻で、「行く行く!」と返事。
そんな感じで、労せず公録に行ってまいりました。

会場:文京シビックホール大ホール
座席:2階13列12番
司会:大木優紀、羽田健太郎
演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
タイトル・出演・演目
<1部(04/4/25放映)>撮影 18:45〜19:35
「打つべし!打つべし!打つべし!!」
  ゲスト:ザ・ストライプス、吉田兄弟
   ・ハンガリー舞曲第5番 (ザ・ストライプス)
   ・鼓動 (ザ・ストライプス、吉田兄弟)
   ・即興バトル (HIDEBOH、羽田健太郎)
   ・NIKATA(秋田民謡) (吉田兄弟)
   ・Festivo(映画「座頭市」より (全員)
<2部(04/4/18放映)>撮影 19:55〜20:50
「宮本亜門・そして序曲は始まる
   〜キャンディードVSウエスト・サイド物語」
  ゲスト:宮本亜門、中川晃教、鵜木絵里、幸田浩子、
      足立さつき、湯川晃
   ・Tonight (湯川&足立)
   ・ああ、幸せな2人 (中川&鵜木)
   ・Maria (湯川)
   ・着飾って浮かれましょ (幸田)
   ・キャンディード序曲 インストルメンタル


会場前で友人と待ち合わせしていた18:25ごろ、
中川君が目の前を通りました。つまり開演20分前。
臙脂に近い茶の皮ジャケットに黒のパンツと、
前に見かけた時に比べれば はるかに普通の格好。
(渋谷系のパンツやスカートじゃないって事ですが)
急ぐ様子もなく楽屋口に向かったから、客入り後に
拍手の練習などの時間があるものと思っていたら、
いきなり司会が登場して本当に開演。公録開始。
入り口でもらったリーフレットを確認すると、
中川君は第2部のみ。何の問題もないわけですね。
自分の出演の1時間半前入りってことだったのか。

始まってみると、立派なオーケストラがいる。
でも、何やら真っ赤にピンク、オレンジ、水色、
黄色に緑にと、やたらカラフルで驚きました。
確かに女性が多いからというのもあるけれど、
ドレープはあっても割と普通のシャツとスカート
という人から、もろゴージャス!なドレスの人も。
今時オケってこんなものなのかな?不思議。
そういえば「オケの拍手」を初めて見ました。
弓をぶんぶん振ってるんですね。なんか可愛い(^^)

しかし、司会者が変わらないなら、
お願いだから拍手の誘導をして欲しいと思う。
羽田さんの しゃべりって、間が妙なのよぉ(^^;

大木「〜というのが吉田兄弟です!」(間)
客(あれ?もう出てくるのかな?→客たち拍手)
羽田「・・・そうですね。だから〜」
客(なんだ、まだ続くのか)
大木「〜吉田兄弟ですね」(間)
客(今度こそ出てくるんだろう→拍手)
羽田「・・・ですから〜」
大木「〜吉田兄弟です!」(間)
客(どうせ違うだろう→え、出てきた!→拍手)

こんなのとか、歌の後に妙に
羽田さんや出演者がお辞儀を繰り返してるから、
まだかなまだかなと思いながらも、途中でやめては
何度もまた拍手し始めたりしているうちに、
待ちくたびれた大木さんが司会を始めてしまって、
何を言ったのか聞こえなかったりというのが多々。
普通 公録って、拍手を煽ったり止めたりする係が
カメラに見切れるところにいるものじゃないの?

でも1部は、文句といえばそれくらいで楽しかった。
ザ・ストライプスというのは、タップグループで、
北野武に認められて彼らの絵を描いてもらってたり
映画に出たりしたことが売り出し文句になっていて、
どうしてもCONVOYとかぶるなぁと思っていたのですが、
数年前に私がCONVOYを見切ってしまった頃に、
彼らから消えたと感じた「勢い」があると思ったし。

ハンガリー舞曲で、体にくくりつけたフライパンや
鍋をたたきながらのタップも面白かったけれど、
吉田兄弟オリジナル曲♪鼓動での競演が良かった!
しゃべりの時に、ジーン・ケリーみたいな優雅に
上体を動かさないのではなく、打ちつけるタップだと
実演してくれて、吉田兄弟の三味線も弦楽器だけれど
「打ちつける」ものだと言われた後だっただけに、
タイトルが思いきり理解できる対決は血が燃えた。
思わず体でリズム刻んじゃったし。また聞きたいな〜。

最後に映画『座頭市』からの曲でも、彼らにプラス
オケと鼓と太鼓も加わって、まさに「打つべし!」
中川君が出ないんじゃ気軽に見とこうかな・・・
なんて思っていたのに、お金払ってないのが
申し訳ないくらいしっかり、楽しませてもらった。

ちなみに、全く関係ないけれどザ・ストライプスの
リーダーHIDEBOHさん、遠目にはどう見ても、
『ワンピース』のサンジに見えたんですけど(^^;
髪型といい、細っこい体といい・・・、最初の曲で
フライパン身に着けて現れた時は動揺しました。
そんなのきっと、私だけとは思うのですが、
へちゃげたタバコ、斜めにくわえてほしいなぁ(笑)

そして第2部。早々に亜門さんが司会に加わって、
手馴れた話っぷりで場を盛り上げようとする。
それまで ゆったりと妙な間を持って進んできた
2人の司会の間では、ぷかぷか浮いていたけれど、
それがどうにも辛かった私的には、亜門Good Job!

でも、何とか しゃべりの方は楽しくなったけど、
今度は歌の方がちょっと結構 辛い方向に。
あっきーは勿論、今度『キャンディード』に出る予定の
鵜木さんと幸田さんは、さすがオペラ界の中からでも
ミュージカルに出ようという人だけあって、魅力的な
表情をコロコロと変えながら歌う様が可愛かったけれど、
ホールが肉声に向いていないのか、1部ではきれいに
届いていた音が、歌声だけは全く届けてくれず。
しゃべりが聞き取りにくいのは拍手のせいだけかと
思っていたけれど、どうやら違うらしいと薄々感じたり。

でも、中川・鵜木・幸田は表情や雰囲気で、
歌声の聞こえにくさを補って面白く見せてくれけれど、
『ウエストサイド物語』からの2曲を歌った、特に
男性の方は、表現力や魅力に欠けて どうにも退屈。
♪Mariaも長く感じて、しばらく我慢したけれど
途中でアンケート書き始めてしまいました。
席を立つ人や咳払いが目立ったのも、後半の
しんどくなる時間帯だったからだけじゃないと思うし。

しかしなんで、
ミュージカルをオペラ歌手に歌わせたんだろう?
どう見ても『キャンディード』の宣伝番組なのなら、
亜門・中川・鵜木・幸田だけでゲストは十分では?
ネームバリューとしてウエストサイドを使うのは
分かるけど、失礼ながらゲストの知名度は5人でも
3人でも、対して違いの無いレベルだったと思うのに。
実際、話したのは亜門さんだけで他は一言もなかったし。

ただし中川君がトニーを演じ歌えたかというと、
♪ああ、幸せな2人でも、相変わらずの手振りを披露し
可愛げやバカっぽさはあるけれど、隣の鵜木さんより
はるかに演技してない感じだった事を考えると、No。
結果的には正しかったのかもしれないけれど、1部が
楽しかっただけに、どうにも不満の残る2部でした。

でも、最後に「次回の予告」として放送される部分を
撮る時、大木さんが3回だか4回かんで撮り直し。
その際のキャンディード組がすごく良い雰囲気で
楽しそうで、それを見られたのが嬉しかったです。



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