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2004年02月24日(火) 『カメレオンズ・リップ』2回目

ショック・・・。
今日は観劇だからテレビはビデオ録画!と思って、
久々の滝田さんドラマと『僕と彼女と〜』で悩んで、
悩みまくった末に珍しく続いて見てる連ドラにしたはずが、
帰ってきてみたら、結局、どっちも録れてなかった・・・。
ふと見れば、ビデオの時計が狂ってしまってる。
そういえば朝、ブレーカーをとばしちゃったんだっけ。
ネットで見るかぎり どちらも評判良くてしょぼ〜ん。
会社の人と一緒の観劇で、満足してくれたみたいだったし、
帰りに食べたドネルケバブもおいしかったから諦めるけど。
でもちょっとやっぱり、しょぼ〜ん。


幕:1幕110分、休憩15分、2幕70分
席:BL-7
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:ルーファス:堤真一、エレンディラ、ドナ:深津絵里、
  ナイフ:生瀬勝久、ガラ:犬山イヌコ、ルドルフ大佐:山崎一、
  ビビ:余貴美子、医師:木村悟、シャンプー:村田麻里

行ってきた舞台は『カメレオンズ・リップ』2回目。
開演前からざわめくロビーがやたらと豪華で、
古田新太・戸田恵子・池田成志・野田秀樹ほか、
たくさんの方々がずらっと客席に顔を並べていて。
1回目観た時点で真実は何だったのかよく分からなくて、
今度は細かい部分もしっかり観るぞ!と思っていたけど、
そんなに劇場慣れしていない友人ともども、何となく
華やかな気分で、重箱の隅つつき気分はどこかへ。

そうやって観ると、結構 楽しかったです。
何となく怖い雰囲気で起こるポルターガイストに、
一緒になってキャアキャア怖がってみたり、
生瀬さんの声って気持ちいいなぁ・・・と惚れ直したり、
そして、堤ルーファスと深津エレンディラorドナの、
密接を通り越して信じられないほど強い絆に、
息苦しいような羨ましいような気分にさせられたり。
もう、エレンディラだろうがドナだろうが関係ない感じ。
これが作者の見せたかったことかなと思ったり。

思えば前回観た『室温』も、通常から考えれば
奇妙にねじくれた、でも本人たちは幸せ(?)な愛情が
ここにもあそこにも転がっていた話だったと思う。
そういうのがケラさんの作品の基本形なのかな。
始まる前に「堤真一と深津絵里ってまだつきあってるの?」
なんて系統の話も聞かされて、妙に私の中で真実味のある
2人になっていたところもあったし。(すみません)

ある意味、非常に誠実な男である生瀬ナイフに惚れた。
ルーファス&ドナの2人は、すごく惹かれるんだけれど、
近づいたら破滅させられるから近づいちゃいけないという
信号が点滅する感じ(私にとってのアンジョルラス(笑))。
なのに、好きになって結婚してしまって、引きずり回されて
最終的に(多分)破滅させられてしまうナイフに共感して、
今回は観終えました。もう一度観たら、何を感じたかな。


最後に。これを書いているのは既に2/26だけれど、
日記の日付に合わせて一言。
戸井勝海さん、お誕生日おめでとうございます〜(*^^*)



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