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今日の私
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2003年09月25日(木) |
誕生日マチソワ。(レミゼ&PURE LOVE) |
誕生日だったので会社を休んで、マチソワ観劇してました。 ここ数年、月曜日だったり、祝日の月曜の後の火曜だったり、 公演と公演の谷間だったりして、これという舞台に当たれず、 ちょっと寂しい思いをしたりしていたのですが、 今年はレミゼがある!しかも、駒田さんが出てる!! 好きな演目に好きな人が出てて、満足いく舞台を見せてくれて、 誕生日にそれを観られる自由とお金があるのって、素敵すぎ(*^^*) これで、病院薬頼りの体調でなければ、もっと最高なのですが。
マチネ:「レ・ミゼラブル」G-32 (石井・高嶋・ANZA・泉見・河野・マルシア・駒田・森・坂元)
今日の一孝バル、すごい!♪独白 から泣き入りました、私。 せっかく鼻水止めの薬使ってるのに、これじゃ意味ないよぉ。 「恐ろしい闇に響く、この胸の叫び声!また過ちを犯すつもりか〜」 辺りから既に、怒りと熱さが叩きつけられてくるみたいで。 人間が生き方を変えようとする決意とは、これほどのものか!と。 その思いは♪裁きでの、自身への怒りと新たな決意にもつながって、 1幕でこんなに泣かされて、どうなることかと思ってしまいました。 幸か不幸か2幕は少し落ち着いたけれど、とにかく良かった!
そして、対するジャベール。兄。 普通にやればいいのに、何故か無闇に声が震えたり、 疲れきって年老いた演技でバリケードにやってきたりして、 何かと笑いを誘ってしまう けったいなジャベなのですが、 なぜか私、♪自殺で、いきなり惚れてしまったかもという気が(^^; 何か分かりそうな・・・と思いつつ観ていたところでぶつかった 「疑いを知らぬ〜俺がなぜ迷う〜」の部分。ここで私はいきなり、 あらん限りの力を使って必死で、疑いを知らぬ自分であろうとした ジャベール像を健気に感じてしまって。ひたすら努力の彼に共感。 本当に、「あの おまわりはいつでもドジ」なんだろうなぁ。 「高嶋兄の」奇妙な努力に見えていたものが、その瞬間、 ジャベールの生涯をかけた抵抗に見えたら、好きになってました。 「あがく」「人間らしい」。このフレーズに弱いんですよね(^^; 次の兄ジャベは大楽だけど、このまま はまっちゃうのかな?
ANZA&泉見。どこかでそんな感想を読んだ気もするけれど、 この2人が揃うと、ちっともレミゼじゃない。その辺の普通の子たち。 ついでに河野コゼットも、愛らしさ一直線だけれど、あまり コゼットっぽい古風さなどは持っていないので、ますます普通。 バリケードに向かう世情なんざ感じさせない現代日本のような 平和な恋愛を感じてしまうのは、いいんだか悪いんだか。
マルシア、見るたび日本語が自然になっていく気がする。 (まさか、井料さんの直後だからそう感じるのではあるまいが(笑)) 華奢さや はかなさも増して、すっかり今回一押しファンテーヌ。 森テナ妻、瀬戸内さんの後に観ると大人しく感じるから不思議。 テナルディエとの息も合うし、意外に好き合ってそうなのがいい。 駒テナって何やかや言いながら身内には甘そうで、その雰囲気が 楽しげに尻に敷く森テナ妻と合うのかなという印象も。 実は、峰テナ妻相手の恐妻家っぷりがすごく好きだったのですが。
この回は石井-駒田楽でもあったんで、2人でギュ〜ッと 抱き合ったりしてて、カーテンコールも楽しかったかも。 すごく大量にあった石井-高嶋も楽日。なかなか仲良さげ。 ボロボロ泣いて気持ち良く観た後、派手な遊びはないけれど、 幸せで温かくなるような〆めまで、素敵な舞台でした。
ソワレ:「PURE LOVE」楽日 J-22
レミゼで存分に満足、体調もあるし帰りたい気分になりつつも、 浜松町経由、天王洲アイルに移動。同じ誕生日の友人と一緒に、 彼女が現在イチオシあっきー主演「PURE LOVE」東京楽。 内容的には、前回観劇で書いたように不満いっぱいの作品ですが、 禅さん出てるし、あっきーの声は とにかく気持ちいいしで、 半分ぐらい とろんと瞼が落ちかかりながらも、とにかく観劇。 本当は寝てしまおうかなと思った瞬間もあったのですが、 アートスフィアの椅子って、真っ直ぐ座ってる分にはともかく、 ちょっと体をずらして休もうとすると、やたら辛いんですよね。
おかげで何とか最後まで、全部観られたと思いますが(苦笑)、 これ、5回観た友人が「2回目が一番辛かった」と言ってた、 その2回目で楽を迎えてしまった私って、最悪なんだろうか? でも、飲んで帰って一夜明けて頭の中に流れているのが、 禅さんの かっこいい低音での♪All or Nothingというのは、 それなりに嬉しい状況かなと思うので、まあいいか。 舞台は、脚本が「宝塚バウホール公演仕様」なので。 友人に言われて、非常に強く納得しましたわ。 かっこいい人に見せ場を、最後はとにかく悲劇かHappyEnd。 話の流れより、全員にそれなりの見せ場を作ることを重視。 最初からそう思えば、怒りも半分位だったかもなのになぁ。 終わったことだし、それなりに楽しんだからいいのですが。
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