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2003年09月24日(水) |
邪道観劇偏り感想。>レミゼ追加公演 |
<出演> 山口・今・剱持・泉見・新妻・井料・駒田・瀬戸内・坂元 局田奈津子・平塚あみ・藤井ゆりあ 阿部(裕)・横田・岡田・角川・中右・高野・阿部(よ) 鈴木・蔓谷・KAZZ・清水・杵鞭・石川・高橋(真)・宮 荒木・澤田・高山・亜久里 <座席>L-33(前列は小さくて静かな女の子♪)
記念の挨拶がカーテンコールでありました。 「追加公演記念」と書かれたバリケードの写真を貰いました。 挨拶では祐一郎さん、今日の写真だと言ってたけれど、 どうやらアンサンブルとかをよく見ると、違うっぽい。 何ってったって、今日は私、非常に邪道な観劇で、 目的は帰ってきた角川コンブフェールだったりしたもので、 写真が違〜う!ってのは、さすがに分かりました。 でも、日付違ってもいいから、駒田さんのいる場面の 写真が欲しかったな。バリケードじゃ探すだけ無駄だもん。 いや勿論、頂けて嬉しいんです。わがまま言っちゃいけません。
角川コンブ、評判良かったのに出会えなくって、 追加公演で再来と聞いて、楽しみに行ってきました。 確かに。好きなタイプのコンブフェールかも。 突っ走るアンジョに惚れこんでよく見てるのが嬉しい。 相手が彼でなければ、自分がリーダーだったんだろうな。 必要なところをこまめに補佐してる感じのコンブ。 「その男は貴方に任せましょう〜」で周りを抑えたり、 自分では指揮も執らず銃も構えずにいる辺りも。 まあ、クラクスが撃たれた時、敵のいる位置が見つけられず、 どこだ?どこだ?どこだ?ってあらゆる方向に向かって 銃を構えてるのはご愛嬌(^^;バルのお役立ち度が目立ったかも。 マリウスが撃たれた後、駆け上がるアンジョを見送る姿で いきなり土方歳三モード入った私。<ちょい間違い(^^;
久々に全編通して観た今ジャベ。 「私にとっては」9割♪Stars。残りは他の人の方が完璧好き。 ずっと内野ジャベだったせいもあってか、♪Starsと♪自殺の 安定した声はすごく嬉しかったし良かったと思うけれど、 やっぱり何だか品が良くて大人しい印象ばかりが強くって。 内野さん系の演技(オペラで覗くと分かる(笑)なのかな?と、 オペラ覗くと、メイクの濃さばかりが目立ってしまうし。 歌対決と言われても、山口さんとの声質は合わないよね? ♪対決も、盛り上がらないまま終わってしまいましたし。
その山口バルジャン。今日は抑えめかなと思っていたら、 エピローグ2フレーズ目「神よ〜」が、泣きポイントでした。 実は♪独白の「生まれ変わるのが」で、一瞬吸い込まれそうに なったんだけれど、ファンテの場面続きでやる気失せてて、 ラスト。一緒にだんだん息をするのを忘れていきそうになった。 自慢じゃないが今日の目的は1に角川コンブ、2に今ジャベ、 3にアンサンブル駒田だったりするので、バルジャンの ストーリーなんてお留守だったはずなのに、いきなり泣けた。 私が祐一郎さんに対して久しぶりすぎるほど、人間を感じた。 良かったです。ちゃんと最初から観ておけば良かったと思うけど、 そうしたら、最後まで自分、ちょっと もたなかったかもってほど。
あと、気になるポイント。今日で3回目の井料ファンテ。 利かせ過ぎのビブラートや、それと共にずれてくる音程に ついては、もう皆が語り過ぎてるくらいなのでスルーする。 でも、ファンテの死の場面での足についても気になりません? 転ぶ時、片足がストーンってギャグみたいに跳ね上がるのとか、 ベッドでシーツかけてもらってからも、落ち着きが悪いのか、 始終もそもそ動く上、死んでから横にされる時も跳ね上がる。 まあ死んでからに関しては、腹筋なんか使わせるバルジャンが いけないのかもしれないけれど、3度観て3度ともそうだよ! 井料さんが上手くないのかと疑っちゃいますよね?
泉見マリウス、格段に安定性が増したと思う。 プリュメ街のコーラスは、今日の3人(泉見、剱持、新妻)が 今までで一番気持ちよく聞けた。♪エブリデイもすごくきれい。 ただ、このメンバーは演技力の方はイマイチ、ニさんたちで、 ♪恵みの雨 でエポが「もう倒れそうだわ」と言った瞬間、 いきなりクルンと回転して仰向けになったのには笑いました。 なんか、マリウスが体落としか何か、技でもかけたみたいで。 この場面はその後も、情感を求めて目が彷徨ってしまいました。 アンジョも、こういう面では期待しても報いてくれなかったし、 角川コンブがいてくれて助かったなぁ(苦笑)
あと、やっぱり軟派方向で固まってしまったようで、どうにも マリウスらしくない気が。友人いわく「すかした」マリウス。 そして頭の大きさもあって、やっぱり見た目が おチビさん。 アンサンブル時やバリケード上で、アンジョ・マリウス・ クール(横田)が並ぶと、隣との違和感がありましたが。
その「隣」の片割れ、プルベール(蔓谷)。 今日も♪10年後パリ の娼婦がお気に入りの高橋さんだったので 観ていて、ヒモかっこいい!と思いまして。声が伸びる〜。 でもプルベールに関しては今回、初見でグランとちゃんばら する姿を見てからというもの、意識から除外する癖がついていて、 今日もいまひとつ、人格を理解するに至りませんでした。 ヒモとしては、長い手足を生かして素敵だと思うんですけど。
最後に、瀬戸内テナ妻さんは演技が煩くて苦手です。 自分がセンターでない場面で音を立てて客の目を引いたり、 笑いを取ろうとするのは森公美さんも同じで苦手だけど、 瀬戸内さんはそれに輪をかけてという印象ばかりが強くて。 ちっともテナルディエのこと見てくれなくて夫婦に見えないし。 一緒に9月からの泉見マリは格段に良くなったのに、 彼女は未だに独りで演じているように見える。泉見くんは アンサンブルで参加していたから違うのかもだけど、 もうすぐ楽日だというのにこれは、ちょっと辛いなぁ。
以上。つっこみどころ満載だったけど、 結構いい舞台だったんじゃないかなという印象。 何より主役が乗ってるし、耳に心地よいメンバーだし。 鼻の調子が良くないせいで目にも辛さが来ているので、 目をつぶって聞く場面も結構あったけど、聞き応えある舞台。 でも、舞台に興奮して咳が ひどくなったりするのではなく、 最後の方は特に、息を詰めて静かに静かに・・って感じ。 変な観方してきちゃったけれど、結構、満足しています。
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