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2003年07月12日(土) 『レ・ミゼラブル』3回目(別所・岡)

7/15 23:00訂正。
以下はダッシュで書いたせいか、ミスが多かったので訂正。
♪対決で、岡ジャベールに向かってくるジャベールって誰よ(^^;
他にも日本語のミス多々。指摘してくださった方Thanksです。
ついでに二言だけ 追加させておいてください。

<追加>
・岡ジャベ、大抵は素晴らしいと思ったけれど、
 ♪対決で殴られて倒れるところと、
 ♪自殺で渦に巻き込まれていくところは 要稽古。
 やっぱりダンスできないせいか動きは美しくないかも。
・別所バル、歌い方も どうも苦手。
 「若いーーーぃかーーぁれにーーーーーぃぃ」と、
 伸ばした最後に母音が入って音が動く歌い方が嫌。
 ポップス系の歌には、よくありがちだと思うのですが。

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(7/15日の昼間に記録)
今日ソワレ、今井バルジャンを観てしまうので、
その前に土曜日の記憶をダッシュで。


プレコンサートでのバル&ジャベ対決の組み合わせで、
非常に不安だったけれど、思ったよりも面白かったです。
もしかしたらマイクボリュームかも?という思いが
チラッと頭をよぎったけれど、別所さんも声出ていたし、
前日ソワレの山口バルー今ジャベの♪対決のように、
「ジャベール!」と2人が声を合わせた瞬間、思わず
あまりの息の合い方に拍手したくなってしまったような
妙なノリは全くなく、きちんと「舞台」を楽しめる
組み合わせだったと思う。思いのほか、ポイント高し。

特筆は、岡ジャベール(@o@)
失礼ながら、演技に全く期待していなかったので驚いた。
プライドの高さと威圧感を、いい方向に生かした印象。
それこそ♪対決で、向かってくるバルジャンに対して、
1ミリも足を動かさずに警棒を持つ手を広げるだけで
応対して見せた姿で、いいぞ!と思ってしまったし、
♪自殺でも、今の瞬間、橋の上にいるのでなければ、
バルジャンになり得たかもしれないジャベールを
感じられたのが嬉しかったです。

別所バルジャンは、単体では微妙かな・・・。
多分、好きな人は好きだと思うのですが、私は苦手。
何だか、言葉の一つ一つに拘りまくって演技してる感じ。
決して悪いことではないんですが、私はバルジャンには、
もう少し「大雑把」さというか、単純さが欲しいから。
もしかすると鹿賀バル好きには向く感じに成長するかも?
という印象がありました。

もう1人の私にとっての新人さんは、河野コゼット。
剣持コゼットと比べると、まだ かわいい印象で、
女らしさより子供っぽさが勝つのが私の好み。
それと、山本マリウスとの歌声の相性は絶対こっち!
岡田-河野の組み合わせは今月末まで観られないのですが、
現時点では、岡田-剣持、山本-河野限定で観たいくらい。

パパを愛している感じは、子供らしさの分だけ、
まだ微妙に河野コゼットになら感じられるかな・・・。
どちらにしても「マリウスとしか稽古してない?」ってほど、
バルジャンへの愛情を感じられないのは、2人ともでした。
「パパの真実すべて」を聞き出せなかった直後に、
「もう!」という感じで こぶし握り締めて怒ってたのは、
ちょっと、気の強い純名コゼットの再来を思わせたけれど、
そう悪くない感じかなと、スルーできるコゼットでした。

その山本マリウスですが、
サラッと流して演技している感じが どうしても苦手だと、
幕間に、山本マリウス好きの友人に訴えたところ、
その距離感がいいのだと懇切丁寧に説明されまして。
2幕、そのつもりで観たところ、確かに作りとしては分かる。
1つ1つ確認しながら、理解を進めてきて、とどめが、
コゼットがパパからの手紙を開く時、目を逸らしたことでした。
互いのプライバシーに踏み込みすぎないのは、大切だから。
う・・・うわぁ(@o@)新しすぎるぞ山本耕史!

このマリウスはOKなんでしょうか、ジョン・・・?
でも多分1幕からずっと、1人の人間としての統一は、
下手すると岡田マリよりずっと取れているのかもという気が。
でも、でもだから私は、単純なレミが好きなんだってばぁっ!
私自身の人との距離感は、共感するところもあるけれど、
レミゼのマリウスは、愛するコゼットへの愛するパパからの手紙を
一緒に読んで、喜びも苦しみも共にしてほしいんだよぉ(泣)
・・・・ちょっと錯乱。
でも、受け入れられるかどうかは、待て次回。

ちなみにこの回、今年のレミゼで初めて、涙しました。
場所は、ガブローシュの死(宮里駿ガブ)。
もうこの子 ホントに上手で目が離せないのですが、
最後の最後に、一瞬 カバンの行方を見上げて、
ちらりと笑ってから、うつぶせに倒れたんです。
何だかすごく、誇らしげに笑ったように見えて。
もう、上手側に座る人、絶対観て!泣きポイント。
やっぱり坂元アンジョに心を感じられない分、
バリケードの思いは全てガブローシュが象徴しているようで、
自分でもびっくりするくらい、ダーダー泣きました。

とりあえず、どうしても書いておきたいのはこれくらい。
さて、今井バルジャンに会ってこよう。



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