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2003年05月16日(金) |
『レ・ミゼラブル』オーディエンスキャンペーン |
朝、パソが いきなり、真っ青にエラーメッセージ。 先日のリカバリ騒ぎの前兆だった画面が現れました。 とりあえず一度立ち上げなおしてみろというメッセージなので、 それに従ったら前回壊れたよなぁと思いながらも、どうしようもなく、 素直に立ち上げなおしたら、一応、今はサクサク動いてます。 でも、テキストすら頻繁に上書きしまくりながら書かないと、 いつ落ちるか分からないし、もう怖くて怖くて。 常にジョーズのテーマが流れている感じって、分かります? いつ、ザバァッ!ってくるか分からない感じ(苦笑) これ・・・、徹底修理が必要なのかなぁ・・・。
<時間>13:00〜13:30 <出演>別所哲也、岡幸二郎、剱持たまき、岡田浩暉、駒田一、 笹本玲奈、坂元健児、マルシア 局田奈津子(ガブローシュ)、阿部裕(グランテール)、 横田大明(クールフェラック)、渡辺正(コンブフェール) 高野二郎(司教)、他アンサンブル31名 <司会>軽部真一アナ(フジテレビ) <演奏>山口ひで也、間野亮子 <曲目> 1:プロローグ バルジャン、ジャベール、男性アンサンブル 2:一日の終わりに 男女アンサンブル 3:夢やぶれて ファンテーヌ 4:病院・対決 バルジャン、ジャベール 5:星よ ジャベール 6:ABCカフェ アンジョルラス、グランテール、ガブローシュ 7:民衆の歌 アンジョルラス、 コンブフェール、クールフェラック 男女アンサンブル 8:プリュメ街 バルジャン、コゼット 9:心は愛に溢れて マリウス、コゼット、エポニーヌ 10:ワン・デイ・モア 全員(含ファンテーヌ)
最初に軽部アナの話があって、10曲。 その後にプリンシパル8名から一言ずつで終わり。 もっと取材がメインなのかと思っていたら、 前方のセンター&サブセンターはほとんど観客が占め、 取材はS席A席の間に設置したカメラ集団や端のブロックから。 自分が最前列だったこともあって、全く気にせず見られました。
いちばん嬉しかったのは、実はアンサンブル。 コンサート形式でアンサンブルさんたちは後ろのひな壇に立ち、 全く演技しなかったから、今回は歌で選ばれたキャストなんだなと 非常に実感される厚みある歌声が嬉しかったです。その分、 実際の舞台となった時の演技に不安がないわけじゃないけれど、 「レミが帰ってくる!」という気持ちの盛り上げには最高。 2台のピアノだけの演奏も良く、♪プロローグや♪ワン・デイ・モアで 何がどうでもとにかくレミだと感じ、幸せな気分に。
それから収穫は、コゼット・エポニーヌ・マリウスたち。 ♪プリュメ街で響いた透明感のある無理のないソプラノに感動!! 歌手に目立つ歌いながらの体の揺れは気になるものの、 夢見るような表情も恋の雰囲気がとても出ていて嬉しい。 苛められていた過去を感じさせるようにはならない気がするけれど、 これでバリケード後の強さも出せるなら、1つのコゼットとして、 十分に満足できるものになるんじゃないかと思います。
マリウスは、笑顔がバカっぽいのが私的に○(本気で褒めてます)。 コゼット同様、レミ基本のマリウスにはならないと思われるけれど、 ちょい老け気味の分、育ちが良い割りに苦労した感じもあるかも。 笑顔からくる温かさと、声から感じる落ち着いた太さ、男っぽさ。 まだ見たことのない、でも好みのマリウスになりそうな予感。
そしてエポニーヌ。見かけはとにかく若い。 ギュッと後ろでまとめたポニーテール。 その固い外見と低めのよく伸びる声が合っていて好き。 ♪オン・マイ・オウンなしで絶対は言い切れないけれど、 「可哀想だ」と涙を流させるエポにはならない気がする。 自分で自分を可哀想なんて思ってる奴は、食べ物を 手に入れられずに死んじまうだけだと知ってるエポなのかも。 このコゼ、エポ、マリウスが揃うと、マリウスが若干弱いけれど、 非常にきれいなハーモニーで♪心は愛に溢れてが良かったです。
で。ここで終わればいいんですけれど。 文句は書いても仕方ないから、なるべく短く。
別所さん。やさぐれた感じに作ってきて前半の雰囲気は、まぁ○。 でも後半もそのままで、愛情が感じられないのが大きくマイナス。 しかも、歌いだすと俺ってステキ状態が見えまくる。キザったらしい。 さらには、声量がなく、高音では不安定。一度、堂々と音をはずす。 出ないならオクターブ下で歌った方がいいと思うのですが。 多分、頭の中にある演技は良さそうな気もする。でも、それだけ。 意気込みは買いますが、現時点で意気込みだけなのは相当辛いのでは。
岡さんは、岡さんでした。いつもの真っ直ぐきれいな♪星よ。 ♪対決でも遠慮がないので、別所さんの歌詞聞こえなかったよ(^^; 挨拶では「今でもアンジョルラスの前奏が鳴ると歌いたくなるけれど、 初日までにアンジョルラスは忘れてジャベールになりきります」と発言。 「やっぱりアンジョが見たい・・」と思わないでいいジャベを期待。
そのアンジョですが、坂元さん、上手いんだけどねぇ?(^^; 何がいけないんだか分からないけれど、とにかく違和感。世界が違う。 ソロならいいけれど、ワン・デイ・モアでは恐ろしく目立って異質。 やけに口がパカッと丸く開くのも気になったし。声量はありますが。 現時点ではまだ、彼がどう転ぶか 全く分かりませんでした。 ただ、挨拶の「これに懲りずに見に来てください」がなぁ・・・。
マルシアは、予想通りに両手高く掲げて熱唱。 一言のコーナーでも「ファンテーヌは情熱的な女性」と表現。 確かにそれも一面だけどさぁと、私はため息をついただけでした。 非常にドラマティックで音域も広く声量もあり、歌としてはすごい。 だから、死の場面やエンディングなどで包み込む母性も出せるなら、 単に私の好みじゃないだけとも。しかしピエールはできるのかね?
テナルディエは、評価のしようがないほど出番なし。 いかにも暇そうな駒田一が印象に残りました(笑)
文句たくさん連ねても、結果としてはやっぱり、 「レミ好きだな〜!早く観たいな〜!」という気分になれたし、 それだけでも行ったかいはあったなと、すごく思います。 既に持ってるチケット眺めて、8月の剣持さんがない・・と、 いきなり買い足しモードに入ったりしていますし。 レミはバルジャン&ジャベールと、バルジャン&コゼットの 物語だということを思うと、今回見せていただいた中では、 バルジャンが一番まだまだだったのは不安材料ですが、 4人中、一番ミュージカル経験がないのが別所さんですし、 今後の稽古に期待して、7月を待てるかなという気分です。
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