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2003年04月06日(日) F1第3戦インテルラゴス

久々に、F1しっかり観ました。
第3戦は、地上波唯一の生放送レースなので、
割と毎年しっかり観るようにしてたんですけど、
今年は贔屓ドライバーもいなくなったし あまりやる気はなかった。
でも、予選のビデオ、タイマー間違えたらしくて最後の方だけ
撮れていたのを見たところ、最高笑顔のバリチェロが可愛くて、
まぁ君の頑張りを見てやろうじゃないかという気になったんですね。
もともとは彼は好きじゃないけれど、母国で初のポールに
嬉しくてたまらない(*^^*)の表情が、なかなか好感度アップで。

そうしたらまぁ、何と何と荒れまくったレースというか(呆)
雨はドシャ降りでセーフティーカースタートになるわ、
いきなりサスペンションが折れる恐ろしいクラッシュはあるわ、
マクラーレンは、お家芸のチームメイト争いするわ、
誰にも理解できないタイミングでピットストップするわ、
3コーナーでは6人(?)もが連チャンでスピン&リタイヤするわ。
最終的に残ってたのは20台中9台?混乱してて確実じゃないけど。
確かルール改定で、8位まで得点もらえるんじゃなかったっけ?
完走すりゃ点もらえるのは、下位チームには有難い話かもだけど。

ただ、リタイヤ多発で順位が変動していくだけでなく、
セーフティーカーがいいタイミングで4回も入って、
その度に各車の差がなくなるので、競るシーンは多くて楽しかった。
TVで観ていても明らかに路面の乾湿が分かるくらいなだけに、
車の挙動不審を押さえつけて走る腕の差が私にも分かるし、
いやぁ面白い!と思いつつ、前半 観ていたのですが。

でもそれって要は、危険度も増してるってことなんだよね・・・。
タイヤに関するルールも改定になって、雨用タイヤは1種類のみ、
ドシャ降り用タイヤが無くなったことも大きく影響してるらしい。
土曜日の予選終了後は車を触れない規定になったから、
晴れの予選と、雨の決勝、ほぼ同じセットアップだったそうだし。
さすがに危険なため、今回は一部変更が許可されたらしいけれど。
レースを面白くすることを主眼に置いた改定だったし、
途中までは素直に楽しめていたから目的は達しているようだけど、
それで事故が増えるのは、ちょっと勘弁かなという気が強くします。




以下、結果の話。
レース未見の人は読まないように お願いします。














レース55周目。
2度目のピットストップを済ませたドライバー、
まだ済ませていないドライバーが入り混じっていた最中。
最終コーナーで、ウェーバーのクラッシュ直後、
アロンソも巻き込まれてコース上で止まって赤旗中段。
レース75%は54周ということで、レースは成立。
54周目の最終コーナーで、ピットストップ前のフィジコが
ミスしたキミを抜き、トップでコントロールライン通過していた。
もしや、フィジコ、悲願の初優勝か?!

・・・と思ったけれど、2周前の順位で決まったらしい。
CMの間じゅう、ずーっとドキドキしながら待っていたのに。
笑顔のフィジコや歓喜のエディ・ジョーダンも見ちゃったのに。
困窮を理由にエディ(・アーバイン)を雇わなかったチームだけに、
ここで優勝を拾えるなら、是非とも優勝して欲しかったのに。

っていうか、アナウンサーもずっと気にしていたんだけれど、
レースは54周終わらなきゃ不成立なのに53周目の結果で順位確定?
それってありなの?優勝と決まったキミに恨みはないけれど、
つい「さっき抜かれてたよね?!」と言いたくなってしまうかも。
ちなみに3位はクラッシュに巻き込まれたアロンソ。
救急ヘリで搬送中のため、表彰台にはシャンパンだけでした。

笑顔をまた見たいと思ったバリチェロは、
このレースでは貴重な(苦笑)マシントラブルによるリタイヤ。
シューミは魔のコーナーでスピンしたうちの1人だったので、
これでフェラーリは98年以来のWリタイヤということで。

しかしフジって本当にタイミング悪いようで、
いいかげんにせい!と思うほどフェラーリ贔屓の放送するのに、
フェラーリ2人のリタイヤはどちらもCM中だったという(笑)
特に思い入れのない私でも観たかったシーンだってのに、
なぜライブ放映でわざわざビデオで観なくちゃなのかと、
フジ放映班の勘と運の悪さには、ちょっと呆れてしまいます。



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