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2003年03月01日(土) |
劇団四季『マンマ・ミーア!』 |
<幕>1幕65分、休憩20分、2幕85分(多分) <出演> ドナ・シェリダン:保坂知寿、ソフィ・シェリダン:樋口麻美 ターニャ:羽永共子、ロージー:青山弥生 サム:芝清道、ハリー:八巻大、ビル:野中万寿夫 スカイ:田邊真也、アリ:森実友紀、リサ:五十嵐可絵 エディ:川口雄二、ペッパー:望月龍平
中村匠、村中弘和、岩城雄太、太田浩人、丹下博喜、 中島大介、吉賀陶馬ワイス奥田久美子、沼上麻子、 岡聡里、濱田百恵、樋口茜、丸山れい、村上久美子
会社の観劇会で『マンマ・ミーア!』観てきました。 正直、大して期待していなかったので、 観劇会に決まった時点で、自分では観ないと決めたのですが、 思ったよりずっと素直に楽しめて良かったかなという気分。 自分でわざわざチケット取りして観ようとは思いませんが。
私にとってはやっぱり、楽しむためのハードルが高いんです。 感情より先に母音ばかりが感じられてしまう台詞回しとか、 「じんせえ〜」とか「うんめえ〜」という歌い方とか。 オープニングから出ているアリ&リサが特に そうだったので、 久しく四季を観てなくて忘れていたはずの苦手意識が、 あっという間に蘇ってきて、辛い気分になってきてしまう。
そこで助かったのが、観劇会だったこと。 隣の席が、年に数回舞台を観るという理想的観劇ファンで、 彼女がすごーーくビルが気に入って、楽しんでたんです。 もう1幕の途中から明らかに分かる気に入りようで。
せっかくなので彼女のテンションに同調して楽しんでみる。 「いくら声がよく出る人たちだって、母音歌いで コンサートミュージカルされたってな(-_-;;)」とかいう マイナス感情を押し込めて、コンサートモードに。 『SHOCK!』を観るとき同様「お話のあるコンサート」と思えば 演技が下手だろうがセリフが音としてしか聞こえなかろうが、 音楽そのものが楽しくなってくるから。
幕間もプラス思考で。 彼女が「女の人に比べて男の人の声、小さいですよね」と言えば、 「でもサムの人なんて、すごい声持ってるんだよ。後半、 ソロとかあれば圧倒されちゃうかも。」と答えてみる。 私、本音の話、芝さんの歌声うるさくて嫌いなんですけどね(^^; でも不思議なもので、今日は芝さんの歌、声量に感動しました。 歌い終わって素直に「すご〜い、すご〜い!」って拍手する私。 保坂さんの ますます演歌がかった歌とのデュエットでも、 うひゃぁ・・・と目を丸くして圧倒されてしまいました。
そんなこんなで、カーテンコールも楽しかった(^^) 前の人たちが立ち上がった時「立つんですか?」と聞かれて、 「立とうよ、立とう!」って立ち上がって踊っちゃったし。 ホントにこういうミュージカルは気持ちの問題なんだなぁ。 舞台そのものの出来うんぬんよりも、心構え一つで楽しめる。 あ、でも、これだけガンガン歌いましょうメンバーだと、 八巻さんの声は小さくて、なかなか寂しく感じるかも。 他の舞台でなら気にならない程度だとは思うんですけどね。 そう思うと、なるほど四季の舞台で慣れた人にとっては、 他の舞台の歌声は物足りないだろうと、強く感じました。
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