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2003年02月14日(金) |
E1グランプリ6回戦東京大会 |
まずは結果。
<赤>悪魔超人:14票 <黄>ミスカリフォルニアダンディ:57票 <青>劇団 早乙女鯉次郎一座:92票 <オレンジ>i_garden:22票 <グレー>ActLab.:105票 <緑>劇団GINGUIS FARM:121票
劇団名の頭についている色は、投票用の棒の色。 入り口で、アイスクリームバーに色を塗ったような棒の 6色セットを輪ゴムで束ねたものを1人1組もらい、 全ユニット観終えた後で、面白かった劇団に投票する。 自分の色の票が多かった劇団が勝利というシステム。 劇場は、舞台というよりイベントっぽい熱気であふれ、 入り口からずっと記録用VTRが回っている。 通路にも補助席が出て、そこそこ埋まっている。 各ユニットの開始前に、ユニット名を書いた札を持った ラウンドガールが出てきて「Fight!」という声がかかる。
票数は、私としては割合に納得。 オレンジより黄色の方がつまらなかったとは思うけれど。 赤と黄色に関しては、たった20分が苦痛なほどだった。 本当に予選をやったのかどうか、主催者の目を疑いたい。 比較するのが無駄と思えるほど力の差が激しいのでは、 大会の意義にすら疑問を感じさせてしまうと思う。
また、東京大会は2日にわたって行われ、 両日の2位までと、3位のうち得票数の多かった方の、 計5ユニットが、東京決勝に進出するシステム。 前日の3位劇弾スペースノイドは得票数96票なので 数値としては、彼らが決勝進出確定となるはずだった。 しかし、得票数を発表した後にいきなり司会者が スペースノイドは規定に引っかかるようなことをしたと発表、 しばし裏と相談する様子を見せた後に、総投票数に対する 2劇団の獲得票率を比べると・・などゴチャゴチャ言った後、 5ユニット目は後日発表すると発言、不透明なまま終了。
本日の3位は どうやら主催会社に所属する劇団らしく、 「やっぱりこんな所で負けさせられないよねー」などと 声高に言う人物も見かけたし、非常に後味が悪かった。 帰宅後に調べてみたところ、劇団スペースノイドは、 思い切り火薬を使ったりして法律にも違反していたらしい。 そうであるなら、今日の舞台を始める前か せめて開票前に 「昨日の3位は○○の理由で失格となりました」と、 一言告げておくだけでも状況は全く違ったと思う。 その上で、4位だった劇団と比べるのが筋ではないのか? 既に第6回、全国展開の大会だというのに手際悪すぎ。 どのように発表するかで主催の力量が問われると思う。
<各ユニット評> 赤は、狭い舞台の手前から1/3辺りに、道路工事で 使うコーンのようなものを並べてその前で意味のないセリフ。 終了時点で、非常に気持ちよくスッキリと目が覚めたので、 多分、20分中15分くらいは寝ていたのではないだろうか(苦笑) でも感覚としてはすごーーーーーく長い間耐えた気分。 20分中12〜13分は頑張って観たつもりだったんだけどな・・。
黄色もコーンの代わりに椅子を使っている程度の違い。 一応、ストーリーらしきものはあったけれど意味はなし。 サクラらしき人の笑い声もタイミングが分からないらしく、 パラパラと起こるので非常に意味なし。1ユニットにつき 60枚までは売ってもいいらしいので、57票はその成果か。
青。べたべたの泣かせ系ストーリー。 自殺する時に一瞬躊躇した人だけが来られるという場所。 そこに来た人は、望む1か所の1年後の様子が見られる。 主人公のサラリーマンは自宅を見て、子供が生まれたこと、 妻が、彼の死に責任を感じていることを知って生き返る。 最初の方は、説明を入れずに状況を理解させるセリフ群で センスを感じたけれど、途中から「感動してくれ!」構成。 「私が悪かったわ!」的な長セリフをいきなり音楽の ボリューム上げて絶叫されても退いちゃうってば(^^;
オレンジ。どこかで見たようなものの寄せ集め。 しかも、コントではなくシリアスなのに、夢オチ。 20分だけの持ち時間中、最初に登場人物紹介の映像を流し、 ダンス始めて1か月経ってる?と聞きたくなるような 体の重そうな音楽に乗っていない踊りを多用する。 主役(劇団主宰?)の声があまりに通らず聞きづらい。 ただ、背の高い人がスター・ウォーズのパロで、 ビームサーベルを振り回したタイミングだけは面白かった。
グレー、ActLab.。ユニット構成員各々が 自分の売りを披露して楽しませるだけのコント調だが、 それに理由をつけて20分の舞台にまとめた脚本を評価。 それぞれの売りも楽しめてテンポ良く飽きなかった。 長い舞台としてはともかく、20分魅せるという意味では 贔屓目なくても一番まとまっていたと感じられた。
緑。やっと舞台を観た気がした。はぁ。 最初は言い争うカップルのセリフに振り回される店員の コント調のかけあいに笑うだけの感じだったが、 ケンカの理由になった、彼女の家訪問の場面に移ると、 そこでの演技がしっかりしていて面白いなと感じられた。 兄と思ったら元彼、義姉と思ったら親友、一緒に風呂に 入っていた おじさん×2とおばさんは、母・父・叔父。 などの設定は、20分では若干 不愉快なほど消化しきれて いないと感じられたが、2時間なら面白そうな予感があった。
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