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2003年02月08日(土) ActLab.第4回公演

ActLab.第4回公演に行ってきました。
正直、8割くらい行かないつもりだったんですけど。
第3回公演はどうにも つまらなかったし、
公約を違えて1年以上も公演打っていないし。
でも、別のチケット取り電話を終えてふと時計を見たら
15分で出れば開演数分前に着きそうな時間だったし、
送られてきたチケットの裏に分かりやすそうな地図が
載ってたから、よし行くか!と気分を盛り上げて。


『Returns 〜え?まだ残ってるんだけど〜』
<幕>休憩なし:約120分
<作・演出>中島透
<出演>鈴村近雄、横山敬、松田紀子、近藤大介、
浅山裕志(原田オフィス)、斉藤岳(手力プロ)
<声の出演>鵜野樹理(俳優座)

結果。意外と面白くて良かった。
相変わらず、ガーーーッと笑った感じじゃないし、
何かを考えさせるとかって代物ではないんだけれど、
それぞれのキャラクターをちゃんと活かして
唐突過ぎない見せ場と役代わりを多く使って。

基本的に鈴村さんが主演の普通の人で、
横山(トップ)、松田(手伝い)、近藤(下っ端)らに
巻き込まれていくというドタバタ系コメディの形は健在。
そして、最後はちょっといい話というのも変わらず。
でも途中で疲れたり飽きたりしないですんだのは、
脚本がしっかり作られていたのと 役者の掛け合いと、
双方がうまくいっていたからかな。自然に笑えた。
最後も分かりきったオチでも少し じんわり。
それは、鈴村さんのお母さん役で声の出演をしていた
鵜野さんが上手なのも大きいなぁとは思ったけれど。
俳優座の人なのね。私やっぱり新劇系が好き?(笑)

どんなに理解から遠い状況であっても、
面接に来た以上はホイホイ従う鈴村さん、笑えました。
写真撮られたり、年収や好みのタイプ書かされたり、
数百万も渡されたり奪い取られたり、殴りかかられたり。
自分はアーティストなんだミュージシャンなんだと言いつつ、
妙に小市民な情けないリアリティが舞台を支えてた。
実はその状況を作っているのは自分なんですけどね(笑)
劇場もジブリ系だそうだけど、きれいで嬉しかったかな。


最後にお知らせが。
E1グランプリの予選を通過して東京大会に出るそうで。
2/14。来週金曜ぉ〜?そんな急な話せんでも(^^;
予選通過するまで言えなかったのかな?とも思うけど
東京大会って9月にもあったらしいし、何だか謎。
シアターサンモール19時から。6劇団各20分で3000円。
短い時間で客の心を掴むため、ほとんどコントだとか、
観客投票で上に行く劇団を決めるため、票集めして
たくさん客を入れた劇団が圧倒的に有利だとか、
あまりいい噂は聞かないコンテストですが、それでも
出るという行動だけでも嬉しい私は ほとんど親バカ。

遅刻すると投票権はなくなるそうなので間に合いそうなら、
せめて1票、投じに行ってみようじゃないかと思ったり。
でもまぁ、これを最後にしようと思いながら行ったのに、
帰りにはまた観ようと思えたこと自体がとにかく嬉しいです。
万が一、興味を持たれた方がいらしたら出演者などに関しては、
上の公式ページよりこちらのページをご覧下さい。
いや、私のHPの中身ですけど(^^;



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