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今日の私
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2003年02月05日(水) |
阿部サダヲin真夜中の王国 |
TOPのカウンター、多分今日中に55555です。 踏んだの気づいた人いたら、お知らせくださいませ♪
結局、仕事3日間休んでしまいました。 最初の2日は久しぶりにフラフラするくらい熱が出て、 本当に出かけられなかったんだけど、今日は半分サボリ。 仕事てんこ盛りで休めないはずなのに休んでしまって、 「何かあったら電話して」と言っておいて寝こけてて、 実際に電話かかって来ないと、な〜んだと思ってしまって。
頑張ってフォローしてくれてるからなんだとは思うけれど、 でもフォローできちゃうんだなぁと思うと、やる気も失せる。 私1人サボったって何とでもなるんだと思うと、 なんで毎日頑張っちゃってるのかなーと思っちゃってダメ。 下手に忙しい時よりこういう方が辞めたくなりますね、ホント。 明日こそは行かなきゃ。信用と居場所をなくす前に。
エンタメニュースが『ファンタスティックス』だったので、 山路さん一目見たら寝なくちゃ・・なんて思っていたところ、 消す前に始まってしまったのが、今日の2人目のゲスト。 阿部サダヲじゃん!!ちょっとビックリ。 ドラマも出るしブラウン管で見るのは珍しくないけれど、 こういうトーク系の番組で見るのは初めての気がする。
彼は「気になる役者さん」。 決して、すごく好きなタイプではないのですが、 観た舞台に出ていると どうしても目を惹かれてしまう人。 今日も、少し流れた『ニンゲン御破算』の稽古を見るうち たった数言のセリフで役柄の人間が気になってきてしまい、 彼の全貌が知りたくなってきた。松尾スズキ苦手なのに。 コクーンって席悪いと悲惨だけど、「譲」出てるかなぁ?
話している印象は ひたすら「シャイ」。 話すの嫌いじゃないんだろうけど苦手なんだろうなと、 こんな番組に出してごめんよと心から言いたくなるような感じ。 ひとこと言われるたびに自分の頬やら首の後ろやら ズボンやら触りまくって、居所がないんだなぁと思わせられる。 困って困って困って、でも誠実に楽しんでしゃべろうとしつつ、 時々ちょっと成功しかけて口調が明るく早くなったりしつつも、 最後の一言が「すいませんでした」という辺りがもう(^^;
この人は、松尾スズキみたいな作家・演出家にとって、 非常に使いやすいんじゃないかなと思いました。 独りで考えられる時間の多いトラックの運ちゃんを している時、「今 小劇場が熱い!」という記事を見て、 熱い所へ行ってみようと役者になったと言う。 特に観客に伝えたい主義主張があるわけじゃないと言う。 舞台に立っていると、人の反応がダイレクトで嬉しいと言う。 人と対する怖さを恒常的に感じているという点で 作家の感覚を理解でき、かつ、彼の伝えたいことを 自分の主張で曲げたりせずに表現してくれる。 しかも舞台上では とんでもない存在感がある。 なんて素晴らしい出会いだったんだろうと、感謝してしまう。
インタビュー後の挨拶は、こんな感じ。 「自分の中ではもっと弾んだ感じで話すつもりだったんですが すいません、ご迷惑おかけしました。」 なんでそんなに謝るのよぉ!とか、ヤだかわいい!とかって、 ちょっとミーハーに言いたくならせる雰囲気があるんだけれど。 実は松尾スズキにも、トークショーでは同じ事を感じたけれど。 でもそういうのこそ、彼らのような人たちにとっては最も嫌で、 逃げ出したくなるようなことなんだろうなと思うから、しない。 今までどおり、観たい舞台の中で出会えた時だけ楽しみます。 今日のビデオ録らなかったのも、残念なような良かったような。 私が彼の舞台を観るには不要というかジャマな感覚だから。 あ、でもやっぱり、残念だったかな・・・・。
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