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なんか・・・、面白くなくはないんだけど、あと一歩。 とにかく、ずーーーっと出ずっぱりのせいもあって、 一番はっきり見えてしまう責任者は村井さん。最初の方で (ネタバレ→金魚の死で)いきなり、全開で飛び回ってしまうので、 「?!」と、ついて行けなくなってしまい、話から外れてしまう。 でも村井さん自身も、それまでの話からあそこまでテンションを いきなり上げるのは違和感ありそうな気がするのですが、 あれは、脚本に書いてあるのか演出の関係なのか?
村井さん演じるバルニエ社長が振り回される話なんです。 周りの人物たちは、カバンを持ってきては去っていく。 小さな嘘をついては去っていく。簡単に言えばそれだけ。 そのせいで、手に入れたいカバンは頻繁に手元から消え、 娘の結婚相手は、いつまでたっても決まらない。 混乱した頭で、その窮状を人に説明しようとしても、 誰にも理解されず、笑い飛ばされたり警察に通報されたり。 そんな彼のあたふたぶりに同情したり笑ったりしてこその 舞台だっただろうと思うのですが。
中心を押さえそこなったのが原因なのだろうか? 個々のキャラクターは結構出ていて面白かったのに、 特に2幕前半辺り、たるーい印象だったのは、 休憩明けに1幕最後の場面をリピートされたのが、 同じことを繰り返している印象を強めてしまったことや、 テンポがいつまでも変わらなかったせいかもしれません。 特にテーマのない劇だからこそ、全1幕にギュッと縮めて タイトに笑わせてくれる演出で観たかったなと思います。 まぁ、ネット割引¥2,800-のもとは取れたと思いますけれど。
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