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2002年11月15日(金) 『今度は愛妻家』(少しネタバレ)

今日は、半月ぶりの観劇でした。
別に、何かで節制したわけじゃないんですけど、
気が付いたら『エレファント・マン』も『弥々』も
終わってしまっていたみたい。行く気はあったのに。
このままだと『ビギン・ザ・ビギン』も危険な感じ。
あの山路さん、やっぱり好きなのになぁ。


で。『今度は愛妻家』観てきました。
ネタの想像が簡単につくぐらいの文章なので、
嫌いな方はご遠慮ください。

なんかね、眠くなってしまいました。途中で飽きて、
休憩なしの1幕もので2時間が、倍ぐらいに感じた。
久々の舞台だったし連れのいる観劇だったから、
結構それなりに真面目に観てたつもりだったのですが。

長野さんはやっぱり相変わらずキュートで目を惹くし、
池田成志も当然、ふよふよ力が抜けてて うさんくさくて
情けないところが妙に色気だったりして、魅力的。
横塚進之介君もかっこよかったし、真木よう子も可愛い。
高橋長英さんは ちょっと詐欺だけど面白い役。
話も、最後にウルッと来そうな、ちょっといい話。

結構、好みのはずなんですけどねえ?
シリアスな話を、笑いの中に織り交ぜて語っていく芝居。
でも少しくどすぎるのかもしれない。繰り返しが多すぎ。
何でもない部分を描くのが長すぎて話が進まないせい?
長野さんが全身真っ白な衣装で、神出鬼没なのは何故?とか、
高橋長英さんは、この事務所とどういう関係なの?とか、
そういうネタが割と早くから見えてきてしまうからか、
言葉にされた時には既に「いいから話 進めよー・・」気分。

もう30〜40分短く刈り込まれた本だったらな。
確か、中谷まゆみさんの作品は、前回もそう思ったような。
ちょっと哀しい大人たちを描くのが好きなんだろうな。
テーマとしては好み。役者陣も似合っていると思う。
でも毎回、観に行くたびに、あと一歩!と思ってしまうのは、
もしかしたらリピートしたくなるかもしれないと期待して、
公演期間最初の方のチケを取ってしまうからなのでしょうか。
テンポ良くなったら面白くなるのかなあ?分からないけれど。

あ、でも、成志さんの歌が聴けたのは、個人的に収穫。
少し意外な感じの いい声なんですね。割と好みだったかも。
『J&H』への不安が1つ消えたのは、嬉しかったです。



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