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台風一過。 なんて素早い台風なんだろう!と、ちょっと感動。 7時開演で、行く前は心配だったんですよね、どうなるのか。 戦後最大級と言われる台風がこれから来るのに、私は体調悪いし、 ACTシアター前の階段で吹き飛ばされたらどうしよう?とか。
要らない心配でしたね、完全に。 約2時間半の舞台の間に台風は通り抜けてしまったらしく、 開演前も終演後も、カサをささずに階段歩けました。 その代わり、開演中に すごーい風雨の音が響いてましたが。 星のきれいな夜空のシーンとかでトタン屋根がガタガタいってて、 せっかくのムードぶちこわしてましたよ。まったくもう。 この劇場、やっと立て替えと決まってホッとしています。
で、例によって例のごとく、内容については後ほど。 今日はこのまま寝てしまいます〜(^^;
<以下は、10/3に書き加えました>
何かね、コンサートノリというか。 とにかくこの作品の、楽しんじゃえ!という雰囲気が好き。 話は相変わらず、どーでもいいような勢いとご都合だし、 その最たるものを背負ったムーア牧師(村井国夫)なんて、 普段の拘りの演技を放り投げて、手抜きですかぁ?と 聞きたくなるくらい流して楽しげに歌って演技してるし、 高畑淳子さんなんて演技派もってくるのも勿体ないくらい。 なんで皆、踊らないのー?と、周りの若い観客たちに 聞きたくなっちゃうくらい静かな客席だったけれど、 踊りたい!って体ムズムズしてきちゃう楽しさがいい。
でもこの舞台、アラ探し始めたらアラだらけ。 ヒロイン(今井絵里子)からして、演技力や色気はわずか。 でも今年は、アンサンブルと同じ振付でガンガン踊るし、 踊るのが楽しい!のキラキラ感が目立って見えるのが嬉しい。 踊っている時が いちばん可愛いのは、エリエルとして 非常にポイント高いんじゃないかと思うのです(^^) ま、腰の振り方とか、小学生レベルの色気ですが、 「レンが好き」な気持ちも、純粋に感じられてくるし。
対するレン(坂元昌行)は、やっぱり良いなあ! 去年もビックリしたんだけれど、踊れて歌えて演技も○。 なぜか圧倒的な存在感が少なめだったのは残念だけれど、 踊りだすと、どうしても目を惹かれてしまう華がある。 エリエルが若い分、年の差は やはり感じてしまったけど、 単体としては、去年より若返ったのにも感動。
ウィラード(秋山純)も、良くなってたと思う。 去年は笑いを取る部分で自己主張が激しすぎて悪目立ちし、 たまに、舞台のテンポを崩したりしていたけれど、 気持ち良く笑えて、周りとの間のとり方も気持ち良くて。 ラスティ(Mami)とのラブラブ度が上がっていたのも、 個人的にはチェックポイント。本当に幸せそうな2人で、 近くにいたら是非、はやしたりして遊びたくなる感じ。
でもやっぱり、歌は全く聞き取れないんですよね(^^; 聞き取れるのは、村井・美波里(エセル)・3人娘ぐらい。 チャック(小西のりゆき)に至っては、出てきた瞬間から かすれまくった どうしようもない声で、歌どころじゃない。 曲調的に、聞き取りにくいのは仕方ないと思うのですが、 オケとのバランスを考えるだけでも少しマシになりそうなのに。
ムーア夫人@高畑淳子さんの歌は、よく出ていたけれど、 ちょっと、頑張っている緊張感が感じられてしまいました。 美波里さんとのデュエットというのも、少し違和感あり。 でもさすがに、親子や夫婦の演技が しっかりしていて、 ムーア家の家族らしさ(ギクシャクしてても)が上がっていたかも。 フィナーレで一生懸命 踊る姿も可愛らしくて、好感度大。
去年も面白かったけれど、今年は更に、 皆で1つの舞台を作っている!というカンパニーの繋がりが 強く感じられるのも、成功と感じられる大きな理由だと思う。 ¥9,000-という値段でなければ、是非 人に薦めたいのに。 内容なんかなくたって、帰りに体が動いてしまうような、 ちょっと鼻歌うたいたくなっちゃうような舞台、 日本では割と珍しいと思うだけに、幸せ感も大きいようです。
<今日の日替わりアンサンブル> 今石正宏、大作則雄、長内正樹、黒崎雅人、松村武司、まろ、 上島上子、今野直美、林希、柳田陽子、柳橋さやか、渡辺聡美
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