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2002年08月17日(土) |
阿佐スパ『ポルノ』、『SNOOPY!!! The Musical』 |
何とかチケットが手に入ったので、急遽、2本立ての日。 最近ちょっと疲れ気味で 予定を減らしていたところだし、 いきなりな2本立ては どうかな?と思ったのですが、 やはり疲れた・・・。
でも、まず疲れた理由その1は「見えなかった」です(^^; 今回の『ポルノ』、会場はTOKYO FMホールだったのですが、 平たいホールに、途中から ひな壇を置いて客席を作っていて。 ひな壇1段につき客席が2列。座ったK列は、Jと同じ高さ。 前列は、座高の高い男性ばかりで、舞台の7〜8割見えない。 2時間半、少しでも見える所を探して動きまくってました。 I列の人も動きまくってたけど、Gは そんなことなかった。 要は、前の人と同じ高さから観ることになるなら、 舞台より低い席の方が嬉しいってことみたいです(泣)
そんなわけで、内容自体は断片的な感想しかありません。 互いに関わりあうようなオムニバスって好きだなーとか、 エロっぽい雰囲気はあるけれど、全編にじゃないなー、 特に長塚&村岡のは、恋は盲目すぎてエロくないなとか。 小島聖の不安定さとか、中山祐一郎の気持ち悪さとか、 役者の魅力に頼った印象が強かった気もしてました。 岩橋道子は、見た瞬間「薬師丸ひろ子!」って思った。 好きなんですよねー、ああいう種類のイっちゃってる感。 伊達暁は、今回おいしい役でカッコよく見えて驚き。 でもパンフを読んだら、初演では人形が演った役らしい。 ・・・ごめんなさい、そっちの方が観たかったかも。
『SNOOPY!! The Musical』は、まあ面白かったです。 再演だというだけあって、こなれた印象もあり、 青井陽治演出らしい温かさも、作品に似合っていて。 作者の前作『きみはいい人 チャーリー・ブラウン』と 同じような、4コマを続ける感じの作風も嫌いではない。
でも、それぞれのキャラクターが弱いのが気になりました。 私はスヌーピーの漫画自体を、ほとんど知らないけれど、 ごく普通の日常なのに、濃いキャラたちの目で見ると、 その大切さや幸せさが鮮やかに見えてくるものですよね? ストーリー展開よりはキャラを見せたいものでしょうに、 サリー(堀内敬子)とライナス(真矢武士)しか浮き上がってこない。
真織由季と泉見洋平は、雰囲気は合っている気もするけれど、 演技となると とたんに、どういう人物なのか分からなくなる。 剣幸@ルーシーは悪くないけれど、声が老けているのが目立つ。 大澄賢也@スヌーピーは、踊りは さすがに良かったです。 でも歌は、きれいに出る声域が狭すぎるのが気になりました。
そしてやっぱり感想は「悪くないんだけどね」。 ごくごく個人的な感想としては、コゼットやホーデルで、 私の中で「表現力ゼロ」と認定されていた堀内さんが、 驚くほど全身で踊り動き表現しまくっていたのを見られ、 それだけでも、行った価値があったという感想です。 「意地悪」や「小生意気」は『パナマ・ハッティー』で観て、 すごく似合うと認識していたのですが、全身表現ができるとは 思っていませんでした。ホント見直しました。ありがとう♪
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