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2002年07月17日(水) |
『HAKANA』感想(導入部のみ) |
実家のネコが、死にました。 真っ黒猫で、胸とか足の先とかだけが白くって。 足の先が足袋履いたみたいだから、名前は「タビ」。 いつも静かに他の子と喧嘩したりもせず生きてて、 人が通りかかると、高くてきれいな声で呼び止めて、 「なでて なでて?」って すり寄ってくる子だった。
今、うちにいるネコや、うちを通っていったネコたち、 多分、誰にも嫌われたりしなかったろうと思われる子。 やっぱり静かに落ち着いて死んでいったらしいけれど、 本当に、いい子から死んでっちゃうんだなぁと思ったり。 でもなんだか、前は しょっちゅう周り中に喧嘩売ってた子や、 私を見るたび殴ってた子とかも、最近 丸くなってきていて。 憎まれっ子でもいいから、長生きしろよぉと思います。
さて、『HAKANA』観てきたのですが。 実は最初っから、期待はしていませんでした。 どうしても私、横内謙介という作家が肌に合わないので、 きっと今回も、内容には腹が立つだけだろうと思っていて。 でも、噂の銀ちゃん(山崎銀之丞)を一目拝んでみたいのと、 河原雅彦出演ということで、しゃーねーか、という感じ。 大概、失礼な観に行き方だったのですが。
そしてやっぱり、話は気にいりませんでした。 脚本が悪いよぉと思うことばかり何度もあり。 でも、それを全て投げ打っても、見てよかったと思えたのは、 とにかくとにかく、銀ちゃん@鈴次郎が良かったから。 どんなに観にくくても最前列で良かったと、心から思った。 チラシ見ながら、どうしてこの男が、皆が口を揃えて カッコいいと言うものなのか分からなかったけれど、 分かった。魂 吸い取られそうに 凄みがあった。
「お前は悪い男だ。お前を一目見た女は、 婚約者がいれば、即座に破談を決めるだろうし、 夫がいれば、家に帰って すぐに夫を殺すだろう。」 そんな言葉を読んだことがあるけれど、進呈したいくらい。 正直、この鈴次郎は、ちっとも好みじゃないけれど、 気が遠くなるほど魅いれらてしまっていたし、 最後、落ちた涙を本当に美しいと思っていた。
そんなわけで、観て良かったと思っています(苦笑) いや、ちょっと実は内容についても語りたかったのですが、 どうにもタイムリミットなので、後から書きます。 ちゃんと書くって言ったのにね。ごめんね、M。 とりあえず、今日中に書くことに意義があるぞ日記です。 それではまた!書き逃げ〜。
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