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2002年06月20日(木) 自分の目で確認した>イタリア戦

まだまだイタリア敗戦を引きずっている かずきです。
負けたのはいいけど、「あの応援」と「あの審判」に
負けたっていうのが、どうにも納得いかないらしくて。
本来なら、戦っている韓国チーム自体に罪は無いし、
早く負けてくれと願うなんて、お門違いなのですが。

友人に「いい試合だったよ」と言った人もいたので、
あんまり めげてないで、ビデオを見てみました。
確かに、いい試合でした・・・。泣きそうになった。
特に前半は、ちょっと私の好みから考えれば、
ファウル取りすぎだったけど、比較的 公正だったし。
イタリア側は、「実力の差がはっきりある」なんて
豪語していた割には、押されたり拮抗したりで、
スポーツにあるまじき応援を無視すれば、面白くて。

でも後半からは、明らかにおかしかったと思います。
「誤審」っていうより、明らかに不公平。
それでも、気のせいかなぁと思いつつ見ていたけど、
デルピエロが韓国の7番に 肘打ちされた場面には愕然。
更に、倒れたマルディーニには蹴りを入れる場面も。
どちらも、確認して狙って入れてるかと思うほどなのに、
イエローどころか韓国ボールって、何事よぉ(ToT)
後半終了寸前の韓国の同点ゴールなんて、隙をついて
すごく きれいに決まっていて褒めたいと思うのに、
既に しこりが溜まっていて、素直に拍手できない。

やっぱり悲しくなってきて、途中でやめちゃいました。
トッティの2枚目のイエローの場面は、もう何度も見てて、
相手の前足はボールに行ってるからPKではないし、
後ろ足はトッティに引っかかってるから、
トッティがシミュレーションをしたわけでもなく、
そのまま流すべき場面だったというのは知ってるし。
噂のトンマージのオフサイドは見てないけど。

「誤審」がなくても韓国が勝てていたかどうかは、
誰にも分からないと思うから、納得できないんだと思う。
「ホスト」であり、相手をもてなす姿勢も必要な国が、
自国上陸第1戦から、相手もサッカーも侮辱するような
応援しかせず、ヤクザが自分のシマで戦うかのように、
自分たちの有利を最大限に利用して恥じないのも、嫌。

「敵」であっても、スポーツなのだから、
ホストは、相手国をもてなす冷静さを持っていたい。
でも、そんな気持ちの全くない国をホストと決めた事や、
グループリーグでイタリアに負けた国の人間を、
イタリア戦の主審にした事などを、とにかく、
FIFAに問い詰めるしかないのかもしれないのですが。

本来なら、このイタリア敗戦においては、
決定的な場面のシュートも外したヴィエリとか、
トッティとデルピエロの意思疎通の悪さとか、
1点取るなり守勢に走った監督を責めたいのに、
それ以前の時点で止まってしまっている自分の意識が、
実はいちばん、悲しいのかもしれません。
でも、「重戦車」の名に相応しいヴィエリのゴールには、
改めて惚れ直しました。これは見られて良かった。うん。



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