検索HPなどから飛んでこられた方へ。このページは最新です。
お手数ですが目的のものは、日付を確認の上、BNリストからお探しください。

今日の私
BNリスト昨日明日


2002年03月01日(金) 『演技でいいから友達でいて』

松尾スズキと河原雅彦のトークショーに行ってきました。
チケット完売だったし、行かれなかった松尾ファンには、
あんな日記を書いた翌日に、何を考えて行けるかねぇ?と、
ブーイングされそうな気もしますが、当日券なので。
今度5月に共演するし、気にはなっている人ですし。

開演直前に戻ってきた私の前の席の人が、
座高は高いは髪は広がってるわ・・・だったので、
実は松尾さんの姿は、ほとんど見えませんでした。
でも意外なほどに、すごく感じのいい人だった。
サングラスというイメージじゃないけれど、
そこそこ濃い色が付いたメガネをかけて現れて、
人が苦手っていうのは本当かぁという印象はあったけど。
でも後からファンの人に聞くと、あの とっつきやすさと
舞台とのギャップが素晴らしいらしいので、やはり
私には舞台は厳しいかなぁ?でも本人は好きでした。

そしてもちろん、総代は素敵でした〜♪
松尾さんの出版記念イベントだからということで、
予想していたとおり、気遣い屋さんモードで。
最初のうち、プツプツと切れてしまいがちだった
松尾さんの話を、笑いの中からうまく引き出してました。
やっぱり、人の良いところ見つけ出して盛り上げるの、
本当に上手な人なんだなーと再認識して惚れ直しちゃう。
傍で聞いていると、相槌が すべってた所もあったけど、
周りの人が どんどん魅力的に見えてくるのが すごい。

あと、もう一つ嬉しかったのが、彼が口にした「野望」(笑)
「せっかくジャニーズに好かれてるから、それを利用して、
だんだんと演劇ファンを増やせる芝居を作りたい」って。
J舞台で、ミーハーファンたちを見ていると「社会を
動かしてるのはこういう人なんだな」と実感するらしい。
1役者として出演するだけでできることは少ないけれど、
これから変えていきたい、なんて語る姿を見ていると、
いつからあなた、そんなマジな演劇人になったの?なんて
ちょっと突っ込み入れたくもなったけれど、実は嬉しい。
是非、頑張って。ついていくからね〜。

会社の松尾さんファンと一緒に行ったので、帰りも、
会場で出会った松尾さんファンと一緒だったのですが、
「僕のファンはシャイな人が多い」って松尾さんが
言ってたのが、何だか すごく納得できたかも。
でも、少し話しはじめると、皆、素直で可愛い。

電車の関係で、最後に私と2人で残された彼女なんて、
私が降りる時に「初対面で こんなに話せるとは
思いませんでした。ありがとうございます」とまで
言ってくれて、嬉しいやら申し訳ないやらという気分で。
私には松尾さんの話は分からないから、いろいろ話を
聞かせてもらっていただけで、こちらこそ感謝なのに。
『悪霊』の話なんか、本気で目からウロコだったのに。

でも別れてから、彼女の笑顔が、松尾さんに重なりました。
そして今日のサイン会で使われた本のタイトル、
『演技でいいから友達でいて』も、思い返されて。
「少し世間とずれていて、話すと笑われたり無視されたり。
でも、自分をごまかせなくて皆に溶け込めないでいるうちに
次第に、話しかけるのが怖くなってきた」のが松尾さん?
そしてそれに共感しているのが松尾ファン?

だとしたら、土足でズカズカ入っていって、
「やっぱり私、これ嫌ぁい」とか言ったら逃げられちゃうかも。
総代みたいに、ちゃんと話が聞ける人ならいいけれど、
今日の私が受け入れてもらえたのは、多分、たまたま私が、
いろいろ知りたい!って思った時だったからだけだろうし。
でも、行きたいから今度の舞台も行っちゃうけど。
簡単に「苦手」とか「嫌い」とか言わないようにするから、
こっそり劇場の隅にいたら、話聞かせて欲しいです。

3/9追加:レポートをアップしました。
友人へのメール抜粋なので、ほとんど推敲していません。
探して、ここまで たどり着いてくださった方だけ、
よろしければ、こっそり読んでいただければ幸いです。



面白かったり共感したら、押して下さい。
ランキングに反映され、かずきが やる気を出します。

MyEnpituに追加する
かずき |MAILHomePageつぃろぐ