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2001年11月12日(月) |
『日本の女』は、妙に好き。 |
阿佐ヶ谷スパイダース『日本の女』観劇。 これ、良いよ。満足度で言ったら、年間1〜2位を争っちゃうくらい。 話の中で、血まみれの半死体を順番に蹴っていったりするので、 その時点で、拒否反応示しちゃう人もいるみたいなんだけれど、 まぁ、最後まで観て。作者の矛盾する感覚が、そのまますっきり納得できるから。 大体、先日、ドラマ『アンティーク』に出た時には、下手くそと けなされまくった、 一本調子にも聞こえるような妙なテンションの演技やセリフ回しや演出のおかげでか、 グロテスクだとか残虐だとかいう言葉は出てこない雰囲気なんですよね、血まみれでも。
野郎ばっかり7人で、『日本の女』なんてタイトルの芝居、どうするのかと思ったら、 見事なまでに全部の役柄に、作・演出・出演の長塚圭史の感情が表現されていた。 帰りにパンフレット読んでいたら、彼は、出来上がったシナリオしか稽古しないらしい。 小劇場では、大枠だけ決めて、後は役者が立ちながら決めることが多い気がするけれど、 阿佐スパは、「初めに役者」ではなく「初めに本」がある。しかも、劇団じゃないから、 その時々、本に合わせて使いたい役者を集められる。役者に本を合わせる必要は無い。 もしかしたら、そんな部分も、私にとって、入り込みやすい理由なのかもしれない。
そして長塚圭史は、言うことは若いくせに 表現は巧い。・・・って、完璧じゃん!(笑) 観終えて感じられる「日本の男」の姿は、若いだけじゃなくて、何やら情けない。 ダメダメ男くん。できれば、あんまり おつきあいしたくない人種と言えるぐらいなのに、 でも何だかそれが、皆すごく一生懸命で、最後には爽やかにも感じちゃうから、詐欺。 普段、およそ男の人と関わらない環境にいて、不便も不満も感じていない私だけれど、 人類の半分の人種が何考えてるのか、時々知るのも面白いかなーなどと思いました。 これ、もう一回 観たいなぁ。当日券なんて、無理かな?
というわけで、見事に関係ないですが、 今拓哉さん、お誕生日おめでとうございます〜♪ 次回出演作『SHOCK!』、Wキャストの発表がされないんですよね・・・。 チケット、絶対に これ以上は取れないから、早く教えてくれないと困るよぅ(^^; しかし早くもジャニーズ班の先輩から「あの白塗りの宝塚みたいな化粧の人、誰よ?」なんて、 聞かれてしまいました。あの人は、もともと白いだけなのに、ポスターがひどいから・・・(泣)
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