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2001年09月15日(土) カオナシが好き♪

『千と千尋の神隠し』観てきました〜♪
普段ほとんど映画は観ないのですが、友人連中が、えらく盛り上がっているので、
ちょっと行ってみようかなぁ?程度の感じで、二度目の友人1人と一緒に。
そして今、私のカバンには、カオナシのマスコットが付いてます(^^;

自分の言葉じゃ、しゃべれないキャラなんです。大きな体の おバカ。
誰かを飲み込むと、その人の声でなら、しゃべれるようになる。
何か最初は、ぼーーっと立ってて「あーーー」としか言えないんだけれど、
9/17追記:友人から訂正有り。×「あーーー」→○「ぁっ……ぁっ……」です(^^)
千尋に笑いかけてもらってから、ずうっと後をついてくるようになって、
わらわらと出してくる砂金を、千尋に差し出して、あげようとする。
「要らない」って千尋が言ったら、他人の声で「欲しがれ」って。
何かもう、好きなら表現が違うでしょうに!って思うと、イライラして、
一生懸命なだけに、そのバカさが痛々しくて愛おしくて、困ってました(苦笑)
買ったマスコット、諸事情で しばらく握ってたら「幸せになれよ」って、更に愛しさアップ。
一緒に行った友人には「ただのストーカーじゃん(笑)」って言われたし、そうとは思うけど(笑)。

もちろん、別に、カオナシに惚れただけってわけじゃないです。
すっごい緻密に描かれているのに、全然 説明してくれない世界が、
結局、自分の見たこと感じたこと、それと勘だけで動かざるを得ない「現実」に近くて、
妙にリアルっていうか、自分自身が体験しているような感覚だったのが 良かったかも。
もともと、作っている途中で、3時間超える作品になってしまいそうになったのを、
説明部分をカットして、こういう状態になったらしいんだけれど、
私にとっては、説明不足が逆に、効果を出していたという気がしてます。

それと、背景!
「実際の建物は、瓦の重さで傾いたりして、実は まっすぐじゃないから、
その歪みを大切に、背景を描いた」って、パンフレットに書いてあるんです。
それって多分、実際に歪んでいるからというより、リアルさを出してると思う。
真っ直ぐだったら、必ず真っ直ぐに見えるわけじゃないのが、人間の感覚。
色も、同じ部屋のさっきは赤かった部分が、今は黒く塗られていたとしても、
人間って意外と、注意して見ている部分しか、まともな色に気づいてなかったりする。
そういう、事実と現実の表現がうまいっていうのかな?なんか・・・、良かったです。



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