いろいろ日記

2004年12月23日(木) 今度は これ?



ドアを閉じた途端 男は女を抱きしめた。
『あ。。。ん。。』
息苦しさは快感と繋がり 女の脳幹をしびれさせていく。

『待ってたのよぉ〜 今日が来るのを・・待・・・っ』
男は女の口を覆うように激しい接吻をする。
荒々しく侵入してくる舌は まるで軟体動物のように
女の舌と絡み合っていった。
たまらなくなった女は 男の股間に 手を伸ばす。

「なにやってんだ?」
「だめだ、触るな、、」

男の声はいつもの甘い声ではなく
無機質で ヒヤリとしていて凄みさえ感じる

『えーーーーーいやぁーー触りたいのぉお』
『ね、、、ねぇ、、、おねがいぃい』

女の懇願する顔を一瞥すると
男は突き放したように スタスタと
ベッドへ歩いていった。

独り取り残された女も 急いで 後を追う。
着ているものを脱ぎながら
息も絶え絶えに男のもとへ走る。

「ほらっ! 俺のも脱がせてみろ!」

『はい・・・ご主人様ぁ〜』

「ちゃんと 俺の匂いをかぎながら 脱がせるんだぞ」

女は男の胸に顔をうずめ 仔犬のように鼻をならした。

『あーーーご主人様ぁああ いい匂いですぅう』
『フェロモンたっぷりのいい匂いですぅう』
『舐めていいですかぁ?』

「気持ちいい舐め方 しないと お仕置きだぞ」
「ああぁ お前はお仕置きが 好きな女だったな。
 お仕置きは お預けだな。」
「俺を気持ちよくさせてみろ そしたら・・・」

『そしたら・・・?』

「もっといっぱい 苛めてやるさ」
男はニヤリと笑うと 女の髪の毛を ムンズとつかんだ。

『あ・・・ああ・・・ああんん』

髪の毛が ひっぱられ 女の顔が男のカラダから
離れていく。
女は 男のカラダから 離れたくないのか 
抵抗し、しがみつくように男に擦り寄ろうとするが
男の力にはかなわない。 
口だけ突き出すような格好になった。

男はその口に硬いモノをあてがった。

『うっ・・・うふん。。いいぃいい。。
 欲しかったのぉおお。。。 』

よだれを垂らしながら 女は男の雄雄しいモノに
頬を摺り寄せた。

焦点の合わない目 
よだれを垂らしただらしない口 
脱力しきって力が抜け切った肢体

女の頭には なにもなかった。
なりふりかまわず 男との世界に没頭していく・・
そういう自分さえもわからなかった。

けれども 今 自分の目の前にある、欲しくて欲しくて
たまらなかったモノは・・・ 
それがなんであるかわかるのだ。

自分の大切な宝物にやっと出合えた悦びが
女の気持ちとカラダをますます興奮させていく。

二人の時間は狂気と歓喜にあふれていく・・・
いつも そこには 二人だけの世界がある。

口いっぱいに 含まれた男自身は 女の中で
はちきれそうなくらい充血していく。

男の腰がゆっくりと イヤラシクうごめくのも
女の欲望をそそらせる手段なのだ。

こうやって 二人は 果てるまで 激しく
愛し合う。
夢は いつ醒めることない欲望の中で 
今日も燃え続いていた。


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