いろいろ日記

2002年03月08日(金) 8・・・転勤・転勤

急に転勤になる。

その時 わたしは長女を身ごもっていた。

ブキは会議で毎月大阪に行く。

そこで どうしてそうなったのか
わからない・・・・知りたくもなかった・・・・・
ただ事実は事実として横たわっているだけだ。

過去のこととわかっていても
       胸の奥にチクリと針がさす。

わたしは許していないのかもしれない。
 
 
 
 

・・やっぱり・・・この事は 
           今の わたしには まだ書けないや。







結婚して わたしは わたしの両親といい関係になった。
両親は時々 うちに 泊まりにやってきた。

そして 帰り際 必ずブキとわたしに こう言った。

「仲良くして、幸せに暮らすのが一番。」

穏やかな父の顔があった。
 
 
 
 

それから4年後・・・福岡に転勤になる。

楽しい毎日だった。
嫌なことは考えないようにしていた。

ブキと心をわって話したわけではない。
それどころか ブキは わたしが一連の事実を知っていることさえ
知らないだろう。

それで いい と思った。
優しくあったかいブキが側に居てくれるだけで・・
それだけで いい と思った。
 
 
 
 
 

ある日 母が 言った。

「今、大変な状態で・・・お店の経営が・・・借金が・・・・」

その借金の額は億を超えていた。





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