 |
 |
■■■
■■
■ 次回はもっと充実させたい その8
起床は7時くらいである。おかげさまで今朝の目覚めはすっきり。天気もなんとか雨は降ってない。晴れなくても雨降らなければいいや。最後の日まで雨に祟られてたら戻ってからがしんどくなる。全然気分転換にならないしね。
朝飯は頼んでないので部屋でぼけーっとする。関西人っぽい同室人とニュース見て突っ込み。ずっと寝ている同室人はやはりまだ寝ていた。8時過ぎくらいに宿を出る。朝飯食ってたが、別にそうおなかもすかない。チャリかついでトランク引きずって急坂上ってバス停へ、ああしんどい。
バスに乗り込んで出発を待っていると、明らかに同宿人らしい人たちが4,5人やってくる。カップルだけじゃなくて老若男女いることがわかりました。バスはエンジンブレーキ全開で坂を下って駅前着。駅前とはいってもバスターミナルには入らないのでちょっと距離歩く。とりあえず、コインロッカーのところに行き、自転車組み立て。駅のほうから「SLニセコ号がきます、見たい人は入場券買ってGO!」みたいな感じの放送が聞こえてきた。見たかったけど、節約のため見ず。
問題は、カギである。チャリに乗る以上カギは必須だ。が、札幌のどこかで落としたので今はない。ニセコは特に盗難の心配のあるところでチャリをとめなかったのでいいが、何しろ小樽である。とりあえず、小樽だったらあるだろうし、とりあえず100円ショップを…と思っていたら、駅の隣にあったじゃありませんか!とりあえずチャリ畳んでダッシュで店内へ、それらしきところを物色し、カギ発見。これでなんとかなるわ。
さて、お次はどうしようということであるが、小樽交通記念館は行っておきたいが他はどうでもいいやぁ、みたいな感じである。何しろお金ありませんから!!適当に海のほうへ走ってみる。石畳とまだぬれている路面で18インチ車では走りづらい。と、小樽運河についた。まだ9時過ぎなのに人がいっぱいだ。人力車の勧誘もうるさい。果たして荷物なくてチャリに乗っている自分はどう見えたんだろう。まぁ、こんな時間にここにくるんだから地元民とは思えないよな。
そのあと大きな道を走り2年前に来たガラス館やオルゴール館を素通り。金ないですから。そのまま大きい道走ってもつまらんから路地へ。詳しいことは一切わからずとも方角はわかるのでなんとかなると思いつつ走る。が、思ったより上り下りの激しい街だ、小樽というところは。途中で、手宮線跡というところに出たのでそこに入る。線路があって、その横は歩道やベンチがあって公園のようだった。
どんどん西(だと思う)方面に走っていくと、垢抜けた感じから港町という感じになっていき、交通記念館着。入り口近くにチャリ止める。駐車場はがらがらだからいい感じだろう。窓口で入場券買うが、940円、ちとびっくりした。それだけの価値があるならば問題ないが。
入ってすぐに売店があるのでのぞいてみた。なんともすごかった。お宝、というか、一昔前のレーシングカーのプラモがいっぱい!デビュー当時のシューマッハやルマンで優勝したマツダ車のプラモ探している人は迷わずここにくることを薦める。にしても、この品揃えはいったい…
さて、本題。結論から言うと、陸上を走る乗り物好きな人だったらどこかは必ず楽しめる、そんなところ。一番多いのは鉄道関係だけども、2輪、4輪も結構ある。今世紀初頭のチャリとかスバル360とか、未だにあるのかぁ、といった感じ。
鉄道系は何が充実かというと、明治時代の客車と機関車がどーんと室内展示されていたり、屋外には現役を引退した特急列車、旧型客車、急行列車、普通列車、現金輸送車や貨車なんかがたくさん展示されていて、自由に中に入ることができる。おもしろかったのがトイレで、ちゃんと使えるように改造されていた。いったい、こんなトイレ誰が使うんだと思ったが…遠足らしい小学生が多数いたのでうるさかったけど、昔の列車の雰囲気を味わえて非常に楽しかった。結構アンティークが好きなのである。
急行列車のグリーン車に座ったり、座席やインテリアのつくりなんかを見ていたのだが、そうしたら雨が降ってきてしまった!傘ないしチャリは外で野ざらしだし…と思いつつ室内へ避難。なんだか疲れているのでぼけーっと座って外へ。13時を過ぎていた。雨はいつしか止んでおり一安心。
目的を達成してしまったのでとりあえず駅へ戻ることに。かといって、札幌行っても特にすることないといってしまえばそれまでなのだが…ともかく、21時までは時間をつぶさなきゃいけない。
駅着。とにかく猛烈に腹が減る。一応今日まである程度出すところは出して切るところは切った結果、今日の昼夜を食べるくらいの金は残ったので、昼食をとることにする。メニューは、フェリーの中で散々食ってしばらくはいいやと思っていたラーメンだ!運河のところにラーメン店がたくさん入っているところがあったのだが、そこは混んでいたし、団体観光客だらけで1人で入れるような雰囲気でもなく、駅前の「味の時計台」に入ることにする。ここが、味はよくわからないが名はすごく知られているところなのでなんだかほっとする。
味噌ネギチャーシュー麺を注文。せっかくここまできたんだから味噌である。チェーン店ではあるけれどうちの地元の味噌に比べりゃうまい!なんかすごくほっとした記憶がある。普段は味噌のスープは飲まないのだけど、このときばかりはキレイに飲んだ。
さて、やることもないので札幌に行くことにする。小樽では10Kmくらい走ったが、このままだと札幌ではそれとは比べ物にならないくらい走りそうな感じだ。なにしろ、金をかけず時間をつぶすにはチャリで走り回るのが1番だ。混んでいる快速を横目に空いている普通列車に。
が、札幌市内に入ったら俄然混み始める。立ち客も出始めたので札幌下車のときに迷惑になるし大変だからということで琴似で緊急下車。どうせすぐ次がくるんだし。これが都市部のいいところだ。次の列車に乗って札幌で下車。
改札通ろうとしたら駅員に呼び止められる。詳しい規則の話になるのだが、苗穂〜札幌が二重乗車になるので差額を払えと言う。で、広告まで持ち出していろいろ言い出す。旭川方面から札幌経由して千歳方面に行く場合はそうだ。が、ニセコからきた自分にはまったくお門違いでしょう。なんだか切符見てないというより、適当に吹っかけて無知な人間相手なら金を徴収しようという気さえ感じられた。言い終わったところでニセコの文字を指差すと、一転「再度乗るときは有人窓口通ってください」だって。それでもあまりJR北海道に対する感情は悪くなってない。なぜなら、うちの地元はそんな丁寧に応対しないからである。非常に抑圧的だ。
さて、みどりの窓口に行き、今夜の指定席の禁煙車が空いてないかと再度聞いてみるが満席。人気は高いようだ。チャリを組み立て、とりあえず北大に行ってみる。台風で倒れた木を撤去する作業をしていた。ポプラ並木にも行ってみたが、ただでさえ老朽化で立ち入り禁止にしているところに台風が直撃したもので惨々たる状況。ガイドブックの面影は一切なく、木が覆いかぶさっているだけで並木といえるものではなかった。
そのあとは、駅前のヨドバシカメラに行き、物色。にしてもここはでかい。単体で比較すると有楽町のビッグカメラとどっちが大きいかなという感じ。有楽町のビッグは最近行ってないから記憶が薄れているが。ヨドバシといえば「ま〜るいみどりのやまのてせ〜ん」という歌だが、さすがに札幌では違った。見たこともないようなMP3プレーヤーがたくさんあり、iPodもうかうかしてらえないなぁと思ったり。個人的には駅周辺に止まっている自転車の種類の豊富さも見ていてうれしかった。
そのあとはすすきの方面へ走ってみる。明るい時間なのでそう人はいない。客引きの人なんかも立っていたりするが、まだまだガラガラだ。歩いている人にはしきりに声をかけているが、チャリの自分には誰1人声をかけず。これはどこでも同じみたいだ。だいたいすすきのは観光客目当てが多いだろうから、チャリに乗っている自分は地元民と認識されるのだろう。そのあとは、狸小路を端から端まで、途中CD見たりしながら歩く。人多いので乗れない。1〜6丁目まではきらびやかな感じなのだが、7丁目に入ったら昔のアーケード街、といった感じになってしまい面白かった。
当てもなく大通公園へ。そうしたらパンクなバンドがライブをやっていた。暗くなるまで彼らの演奏を聴く。全国ツアーがどうのこうのと言っていたから札幌ではそれなりに有名なのだろう。にしても、街中で爆音が聴けるとは思わなかった。その後は、大通公園を端から端まで走る。途中で、「ミニ大通」という気になる案内を見つけたので行ってみることにする。既に暗いのだが時間はまだまだだ。
しばらく札幌駅方面に走ると、両端に車1台が通れるくらいの道があり、真ん中に並木道がある道路が出現した。散歩にはちょうどいい感じだ。ここがミニ大通だろう。ガイドブックでも見たことなかったのでびっくりした。普通に市街地だし、大きな道路と何本か交わるのだが、誰一人散歩している人はいなかった。結構落ち着いた感じで好きになった。本家大通が1.5kmなのに対して、ここはだいたい900mくらいだった。それでもだいぶ長く感じたのは細いからだったのだろう。その後は、渋滞の車を追い越して、駅周辺を経由して食事に行くことにする。やはりラーメン。どこにするかは狸小路を走っているときに決めておいた。意外と狸小路の数字の大きいところはラーメン屋が多い。
今度はしょうゆチャーシュー麺を食べる。やっぱりおいしい。ここなら毎日1食はラーメンでも店は多いし、メニューも豊富なので結構飽きずに食べられそうだ。その後は、またすすきのをぐるぐる走る。夜になってネオン全開になってわかったことだが、意外とすすきのという地域は狭いことがわかった。その中に数千件と言われる店がひしめいているのだからすごいものだ。歌舞伎町以北最大の歓楽街と言われる割には客引きは思ったよりいなかった。なぜかホスト自体はたくさん歩いていたけど。
そのあとは豊平川を渡り、3日間泊まった宿の横を過ぎて豊平公園まで行ってみる。 別にこれが目的だったわけではなく、本来なら国道36号に出る気で走っていたのだが、どこで何を間違えたかいつまでたっても国道には出ず、結局静かな公園に出た。よくわからないのでしばらく休憩した後また走る。今度は中島公園に来た。なんか、朝夕はここを歩いてくる人が多いので何かあるのかなと思って色々走ってみたが原因は特定されず。その後はコンビニ寄ったり、なんなりして、なんとか21時くらいになる。結局札幌市内での走行距離は30kmを少し越えたくらいにまでなっていた。
チャリを畳んでコインロッカーから荷物出してホームへ。指定席だから特に並ぶ必要もないのだけどやはり習慣である。21時半過ぎたあたりで入線。結構早いもんだ。ドアを入るとすぐミニサロンがあり、荷物置き場があったので、チャリはすぐにそこに置いて車内へ。席に着き、ほっと一息。この車両に乗るのも2年ぶりだ。グリーン車からひっぺがしてきたシートだけあって快適。高速バス並に倒れるし、足元もゆったり。フルに倒したら後ろの人の顔まで見えそうな勢いだ。なんだか、交通記念館にあった急行用グリーン車の座席と全く同じだった。
その後は、トランクもそこに置いて、車内の観察。カーペットカーはほとんどまだ人はいなかった。禁煙車は7割くらい。まぁ、いずれ満席になるのだろう。喫煙車は6割くらいだった。
22時出発。駅に止まるたびに思うのがとにかくこの運転士、運転下手だ。電車なら腕前の差というのはあまり出ないのだが、機関車に客車をつないでいるタイプだと、機関車と客車それぞれにブレーキがついているので、発進、停止時にうまい下手がもろに出る。とにかく振動がひどく、「電車でGO!」だったらものすごく減点になるだろうなぁと思いつつ乗っていた。
若い女性ほど洗面が早く、なかなか最初は歯磨きできなかった。洗面所で歯磨きしていると、20代半ばくらいの女性がなんだか話しかけてくる。「飲用にしないでください」と書いてあるので、口をゆすいでも平気か、とのこと。しかし、こっちは歯磨き粉で口の中いっぱいだしまともにはしゃべれない。「飲まなきゃ大丈夫」ともごもご言ったらなんとなく理解してくれたようだ。
車内は自由、指定とも結構若い人、しかも女性が多い。この時期に本州に何の用事があるのかと思うが、それだけ需要があるというのはいいことだ。禁煙車禁煙車とこだわっていたが、別に夜行列車は寝るときはタバコはすわないし、夜になってまで吸いまくる人はあまりいないので、昼間ほど影響は受けない。大して煙の被害にあわないままいつの間にか眠る。が、運転が荒すぎるので駅に着くたびに起きていたが。座席で寝る、というのはかなり慣れてしまったので、青函トンネルの轟音もよくわからず熟睡できた。
2004年09月25日(土)
|
|
 |